舌痛症
舌痛症の特徴・年齢・性別40代~60代の女性好発部位‣舌尖、舌縁
疼痛はピリピリ感で自発痛、表在,限局、持続性
契機・歯科治療、マスコミの医学情報、身近な人の癌罹患因子因子
憎悪要因・疲労、ストレス、刺激物の摂取等。軽減軽減要因・好きなことに集中、ガムをかむ。
検討すること歯科・口腔状態不良、補綴装置の不良、金属アレルギー,歯列不正,咬合不全、鋭利な歯、口腔カンジタ等。
精神疾患等・うつ病、ストレス、心気症
全身的疾患等・コロナなどの感染症、鉄欠乏性貧血、悪性貧血、ホルモンバランスの変化、鉄、亜鉛、ビタミンB12欠乏
唾液分泌低下による口腔乾燥等
臨床所見・器質的な変化は診られないたまに舌縁がトサカ状態。クラウン、BRが多い。下顎隆起があり歯が堅い。歯ぎしりと食いしばりあり。
下顎の7番の欠損の人が多い。
治療・精神疾患等を除いてはまずはがんの疑いは低いことを前提として舌に微小外傷の可能性があるので口腔ケアをして不良充填物のやり替え
や口腔機能の改善して唾液の量を増やすこと。デキサメタゾンの処方。ソフトレーザー等の歯科処置。ほかには漢方薬等。
心療内科ではベンゾジアゼピン系抗不安薬が処方されることがあります。
2022年11月23日 10:57