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広島県呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニック

呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニックでは、歯科口腔外科・小児歯科・審美歯科・インプラント・レーザー治療など幅広く対応します。

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外来小手術例と口腔疾患(ここ近年当クリニックの症例数)


歯根嚢胞摘出(歯根端切除)多数例      外傷(歯肉裂傷) 10例          歯槽骨骨折1例                              外傷性顎関節炎3例
エプリース  1例            白板症   3例               ブラキシズム多数例
舌痛症 15例               顎関節症 多数例              咬合性外傷多数例
顔面神経麻痺  2例           頸肩腕症候群4例               開口障害 4例
粘液嚢胞摘出   10例          三叉神経痛 1例              再発性アフタ性口内炎 多数例
歯牙再植(外傷)           歯原性角化嚢胞(開窓療法)1例          睡眠時無呼吸症候群 3例
Fope   多数例              口内炎(難治性)多数例           習慣性顎関節脱臼 1例
口腔カンジタ症 5 例          舌繊維腫 1例                歯性上顎洞炎    1例
口腔内切開  多数例            口唇ヘルペス 多数例            正中埋伏過剰歯   1例
唾石摘出術 3 例 (腺体内唾石1例)                         舌小帯頬小帯癒着症 多数例
ANUG   1例
悪性腫瘍生検 2例
扁平苔癬   1例 
埋伏智歯抜歯 多数例
2024年03月09日 04:15

薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)

2024年03月06日 05:50

顎口腔ジストニア

顎口腔ジストニアは咀嚼筋の異常収縮を生じる中枢性疾患で口があかない(開口障害)顎、口、舌、唇が無意識に動く(不随意運動)震える(振戦)筋肉が痛い、口が閉じれない(閉口障害)あごがずれる病気です。精神科の薬の副作用、外傷、パーキンソン病や抜歯や補綴後の歯科治療後に症状が現れることがある。治療は内服治療、咬合不全治療ブロック治療、ボトックス治療などがある。
2024年03月06日 05:45

心筋梗塞、狭心症の患者が来院したときの口腔処置と患者管理

狭心症の急性症状は冠動脈が酸素を含んだ血液を心筋に供給するのを相対的に不足させる因子が存在すると症状は悪化する。それらの因子は肉体運動、過食、寒気そして情動がある。
これらは血中のカテコールアミン(エピネフリン、ノルエピネフリン)濃度を上昇させ、その結果、心拍出量の増加、心筋収縮力の増大、血圧の上昇を引き起こしそのため心筋の酸素消費が増加するがもし冠動脈が増大した酸素消費量に応ずることが出来なければ狭心症の急性発作が始まる。
それに対して急性心筋梗塞は突然の激烈な狭心ような痛みである。左肩から左腕に放散痛がある。痛みの部位は胸骨上中央三分の一次いで胸骨の下三分の一か心窩部に多い。この場合ニトログリセリンも無効である。死亡の危機が最もたかいのは梗塞が始まって4時間から6時間である。大半が心室細動の場合が多い。
口腔処置として重要なのは梗塞後6か月以内は禁忌である。また処置は午前中に行う。麻酔はエピネフリン含有の局所麻酔剤を使うべきです。治療時間は最大60分までに終わらせるようにする。
2024年02月09日 16:19

副腎皮質ステロイド服用者の口腔処置

副腎皮質ステロイド服用者は自己免疫疾患や血液疾患などに用いられるが急性症状の寛解は得られても十分に完治は至らずやむを得ず長期にわたって服用せざるを得ない症例があります。プロスタグランジンなどの化学伝達物質の放出を抑制するので抗炎症作用、免疫抑制、抗アレルギー、鎮痛作用があり一方では易感染、高血糖、体幹肥満(ムーンFACE)、骨粗鬆症(CA吸収阻害)、消化性潰瘍、高血圧、多毛(副腎皮質の代償作用)、精神症状、緑内障(交感神経優位)口腔内においては易感染状態にあるのでプラークコントロールは必須で抜歯など外科処置では感受性の高い抗菌スペクトルの狭い抗生剤を選択すべきである。
2024年02月08日 17:21

透析患者の口腔外科注意点

透析の目的は慢性腎不全、糖尿病性腎炎など体内の老廃物を十分排出しきれなくなった状態つまり腎不全の末期状態が適応である。最近は糖尿病性腎炎が当クリニックにおいても多いです。なかには細菌性心内膜炎による患者もいます。改善する症状は腎不全による高カリウム値や重炭酸濃度が低いのが拡散によって変わってくる。尿素や尿酸やクレアチニンが排出され尿毒症が治る。高血圧や浮腫などが改善される。合併症は心臓、循環器系障害。水、ナトリウム過多による心不全。貧血。出血傾向、易感染症、創傷治癒遅延などある。長期合併症として透析アミロイドーシス、正中神経麻痺などがある。透析患者に診られる口腔症状は粘膜貧血、血腫、舌乳頭萎縮みられる。口腔処置においては感染と出血に気を付ける。抗生剤はペニシリン、セファロスポリン系を用いる。
2024年02月06日 17:04

難治性口内炎と口腔癌の鑑別

難治性口内炎の種類は再発性アフタ性口内炎、カタル性口内炎、ウイルス性口内炎、紅斑性口内炎があります。
再発性アフタ性口内炎はストレス疲労睡眠不足など免疫力低下によりまたはビタミンB不足などで起こります。上皮がはがれ白くなり潰瘍の周りは赤い炎症で有痛性で接触痛が強い。醤油でも痛い。2週間ぐらいで自然治癒が起こるが再発を繰り返す。
カタル性口内炎は物理的な刺激によってできる。不良充填物や咬合不全により舌や唇をかむことの外傷ややけどにより赤みが強く境界が不明瞭。
ウィルス性口内炎はヘルペスウイルスにより最初は水疱ができそれがつぶれて潰瘍になる。口唇にできることが多い。
紅斑性口内炎はアレルギー反応により起こるもので金属によるもやたばこのニコチン性によるものがある。
問題は口腔がんとの鑑別です。2週間も治らず。さらには大きくなりしこりができたり拭って取れない白斑や見た目が不規則でしかも痛みがなければ要注意です。頬粘膜や舌側片部は好発部位です。

  
2023年09月08日 07:58

ストレスと免疫

交感神経は胸腺、脾臓、リンパ節へ直接入っておりノルアドレナリンなどのカテコールアミンをマクロファージ、樹状細胞、Treg細胞に浴びせます。免疫細胞はカテコールアミンによってその働きが抑制されます。特にTh1にノルアドレナリンの受容器があるからその働きを抑制する働きがあり免疫反応を弱める傾向にあります。さらにノルアドレナリンの受容体がB細胞にもあるからその刺激によりIgE産生が増加する。一般的にストレスがかかるとこれに抵抗すべき交感神経が活発に動きます。ここで慢性的にストレスがかかると交感神経が長時間過剰に働くことになりいざ病原体が入ったときにT細胞がリンパ節から出にくくなります。これが免疫を下げる仕組みの一つです。
2023年07月09日 13:02

緊張型偏頭痛

片頭痛は大きく分けて「血管開放型片頭痛」「緊張型偏頭痛」「群発頭痛」がありますが二次的に腫瘍やくも膜下出血など何かの病気で起る頭痛のことを言います。
この中で緊張型偏頭痛はストレス、首や顎の痛み、眼精疲労により筋肉の収縮が原因です。
ストレスに関しては視床下部から物理的な刺激や心理的ストレスかかると大脳の海馬・偏桃体で情報処理され視床下部に行き交感神経が刺激されカテコールアミンであるノルアドレナリン産生され血管収縮し血圧上昇し頭痛が起こる。
首や顎の痛みが原因となるのは口の開閉による側頭筋、咬筋、内側翼突筋、外側翼突筋などの咀嚼筋が緊張して炎症が起こります。顎の痛みは顎関節症、首にかけては頸肩腕症候群がありますがこれらは歯の咬頭嵌合位、顎関節、咀嚼筋がうまく連動してない場合が多いです。まず身体の中で関節はたくさんありますが顎関節は非常に特殊で2軸性ではありますが右と左で動きがシンクロナイズすること、関節円板が可動していること、関節円板軟骨が弾性軟骨であること(ほかの軟骨は硝子であること)と閉口時に咬頭嵌合位が得られないことから顎の偏位により一方が緊張して起こるものと考えられる。
 
2023年07月09日 12:34

舌アミロイドーシス・膿原性肉芽腫

舌の腫瘤形成疾患は良性である乳頭腫、繊維腫、血管腫、リンパ管腫、Blandin-Nuhn嚢胞などがあるが他に舌アミロイドーシス・膿原性に肉芽腫がある。最近舌アミロイドーシスの症例を見ることがあります。
舌アミロイドーシスはアミロイド蛋白が全身性あるいは局所性に細胞外特に舌に沈着することにより(巨大舌)機能障害を起こす。長期透析とか遺伝とかがある。多発性骨髄腫、結核、関節リュウマチとの鑑別。対症療法。
膿原性肉芽腫は孤立性で球形有茎性腫瘤であり主因は外傷・感染症である。舌癌との鑑別。外科的に切除。
2023年07月09日 10:38

呉市広駅前|歯医者

小早川歯科口腔外科クリニック

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広島県呉市広駅前1-8-11

TEL:0823-72-3041

受付時間:月~土
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土曜午後の診察は17:00まで
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