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広島県呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニック

呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニックでは、歯科口腔外科・小児歯科・審美歯科・インプラント・レーザー治療など幅広く対応します。

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多発性硬化症

多発性硬化症は中枢神経系(大脳、小脳、脳幹、脊髄)と視神経のみに起こる脱髄疾患です。中枢神経系のある部位に生じ髄鞘を消失させる。(脱髄)視神経は脳神経であるが脳の一部が眼球まで伸びてきたものであり中枢神経と同じ髄鞘があるためである。
(症状)発作性神経痛、視力障害、聴力障害、運動麻痺、運動失調、感覚麻痺、膀胱直腸障害などがある。
中枢神経系のあらゆる部位に多巣性に生じる(空間的多発)症候が再発と寛解を繰り返す(時間的多発)ことを特徴とするため「多発性』とつかわれ古くなると病変が硬くなることより「硬化性」と言われている。
(性差)やや女性が多い
(年齢)20~40代
(病態生理)ウイルス感染や自己免疫疾患
(治療)ステロイドパルス
(再発)INFβ
(後遺症)対処療法

 
2024年09月19日 18:07

側頭動脈炎

側頭動脈炎は自己免疫疾患で「動脈に炎症が生じて肉芽が形成され、動脈が閉塞する」疾患である。このため十分な血流が咀嚼筋に送られなくなり顎運動時に咀嚼すると阻血性疼痛が生じます。浅側頭動脈が好発部位で側頭動脈炎と呼ばれ欧米では巨細胞性動脈炎と呼ばれてます。血管壁のエラスチンに免疫反応が起こる自己免疫疾患。
(臨床症状)①外頸動脈の分枝である顎動脈では開口障害、顎跛行、接触時痛②外頸動脈の他の分枝では頭皮や舌の潰瘍、咽頭痛③眼動脈で失明をきたす④内頚動脈では脳虚血発作⑤腎動脈では腎不全(30%)
(治療)ステロイドパルス
2024年09月19日 18:06

非定型歯痛

非定型歯痛ははっきりした原因もわからず歯髄炎疼痛が発現し痛みが持続するため数か月も根管治療を行ったが治らず抜歯するも痛みはさらにひどくなり痛みはほかの歯や顔面にまで拡大する。これらを「非定型歯痛(AO)」といいます。
(疼痛の性状)ジンジンとした痛みが多いです
(痛みの強さ)「耐え難い」という痛みでなんでもない歯だけど抜歯希望が多い
(男女比、好発年齢)女性が多い40代多い
(好発部位)第2小臼歯、第1大臼歯上顎が多い
(発症の契機と経過)小さな虫歯治療から発生すること多い。余りに痛いものだから次は抜髄それでも痛み取れず抜歯に至るケースが多い。さらにほかの歯に飛び火し顔面まで及ぶことがある。
(鑑別診断)AOと歯髄疾患「診断的麻酔」
(治療)三環系抗うつ薬プロプタノール80mg(アミトリプチリン)



 
2024年09月09日 16:08

舌咽神経痛

舌咽神経痛は舌後方三分の一や咽頭部の感覚を司る舌咽神経に生じる神経痛である。嚥下痛が主訴である場合と大開口時痛が主訴の場合がある。(痛みの部位)舌咽神経の支配領域である舌後方三分の一、耳(鼓膜)下顎角、咽頭部にかけて発現します。(誘発因子)疼痛発作はあくび、嚥下などの顎運動によって誘発され「大きく口を開けると痛い」あるいは食べ物の味刺激や冷水で食事時に疼痛発作を生じるため「食事をすると顎が痛い」こともある。嚥下、顎運動、味刺激で激烈な疼痛が生じるため、一切の飲食をやめる患者もいる。疼痛誘発試験として舌後方三分の一に食酢を塗布すると発作が生じることがある。治らない場合は喉頭蓋窩血管減圧術(ジャネット法)

 
2024年09月09日 16:07

舌アミロイドーシス

舌の腫瘤形成疾患は乳頭腫、繊維腫、血管腫、リンパ管腫等があるがその他にアミロイドーシスがある。
アミロイドーシスは線維性の構造をしたアミロイド蛋白が全身性、局所性に細胞外に沈着することによって機能障害を起こす疾患である。病理学にはアミロイドが均一な硝子様物質を呈している。
舌アミロイドーシスは多数の弾性硬の腫瘤、結節を認め疼痛はない。いわゆる巨大舌である。
鑑別は多発性骨髄腫、結核、関節リウマチで確定診断は生検である。
舌アミロイドーシスで透析患者は腎移植である。舌痛のある場合は舌癖の改善、不良充填物除去等の対処療法である。
2024年09月09日 06:26

活性酸素

老化した細胞で起きている変化はテロメアの短縮や不要物質の細胞内蓄積だけではなく遺伝子の変化も起きている。この遺伝子変化を起こしているのが酸素である。酸素はエネルギー獲得のための非常に有効な材料である。呼吸をするのも酸素を取り入れてエネルギーを生み出す反応行っているからです。生きていくためには酸素は必要不可欠である。酸素が反応すると最終的に水になるわけですが酸素分子が水分子に変化するまでの間に一瞬ですが非常に反応に富む状態がある。このような反応性に富んだ状態の酸素をなどを含め強い酸化作用を持つ化学分子類をフリーラジカルという。次亜塩素酸もフリーラジカルの一種である。白血球やマクロファージはこのフリーラジカルを大量に作り食べた異物を細胞内で消化するときにフリーラジカルで殺菌しているのです。「カビキラー」もフリーラジカルの一種である。
フリーラジカルが細菌を殺せるくらいだから自分の細胞に作用してしまうと様々な障害を引き起こす。動脈硬化の原因の一つは細胞膜の正常な脂質が酸化をうけて過酸化脂質に変性することです。また放射線は遺伝子の異常をひきおこします。これは細胞内に存在する酸素が放射線によりフリーラジカルになりこのフリーラジカルが遺伝子(DNA)を変性させるのです。これにより癌細胞も殺すことが出来ます。これが放射線治療です。生体が酸素を利用している限りフリーラジカルは必ず産生されておりこれがさまざまな病気や癌の発生さらには老化などにも深く関与している。生体はフリーラジカルに対する防御システムを持っています。その代表が抗酸化作用を持った物質(還元剤)ビタミンCやビタミンE、カタラーゼ、スーパーオキシドテイスムターゼ(SOD)ポリフェノールなどの酵素も還元剤である。さらには血液中のヘモグロビン、ビリルビン、尿酸、アルブミンもフリーラジカルの消去を行っています。
 
2024年09月07日 08:28

唾液腺

2024年09月01日 10:59

口蓋垂の機能

2024年09月01日 10:59

舌の機能

舌の粘膜には4種類の乳頭がありその一部は味蕾が分布している。味蕾の中の味細胞から微絨毛が伸び出しその細胞膜にある受容体などで味を感知する。
(有郭乳頭)舌体の最後部の逆V字形に並ぶ大型の乳頭で乳頭溝によって周囲から隔てられている。有郭乳頭の側壁には味蕾が分布しており乳頭溝の深部にエプネル腺があり漿液性の唾液を分布している。
(葉状乳頭)舌体の外側部にあるヒダ状の乳頭で前後に並んで配列する。乳頭の側面に味蕾が分布している。
(茸状乳頭)舌体に広く分布する針頭大の乳頭で上端がやや膨らんでキノコのような形をしている。
(糸状乳頭)舌の粘膜に広く分布している乳頭で先端が角化してざわついた感じがする。味覚には関与しない。
【舌の神経分布】舌の前3分の2は三叉神経(舌神経)と顔面神経(鼓索神経)あとの3分の1は舌咽神経もっと奥は迷走神経である。運動は舌下神経である。

 
2024年09月01日 10:58

片頭痛

正確に言うと緊張性偏頭痛とは異なる病気である(この場合は偏ったかみ合わせによるものである)脳の硬膜の一部が一時的に炎症をおこして腫れがあるために生じる頭痛である。血管の炎症なので痛みは拍動性で日常生活を続けられないほど強く体を動かすほど憎悪します。吐き気や嘔吐、光過敏、音過敏を伴う。発作中に歯痛や顔面痛を伴うことがある。顔面片頭痛ともいう。頭痛内で起こる。脳硬膜の血管に一時的に神経原性の炎症が生じるため「神経血管性頭痛」である。予防療法として塩酸ロメリジン、アミトリプチリン頓挫療法としてトリプタン系、エルゴミタンがある。
2024年09月01日 10:57

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