ネット予約

広島県呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニック

呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニックでは、歯科口腔外科・小児歯科・審美歯科・インプラント・レーザー治療など幅広く対応します。

ホーム ≫ ブログページ ≫

ブログページ

理想的な咬合は自律神経や内分泌系を調整する1

口腔内において歯、舌、唾液腺、口蓋垂などそれぞれ役割がありますが、それぞれの機能において食事が快適にできること、呼吸すること、会話、発音が円滑にできること、味覚などの感覚があること、審美的などの役割があります。当然身体の一部だから全身にかかわります。その中で歯が全身にかかわることはストレスあるいは痛みなどがあります。歯は歯槽骨に埋まっており歯根膜によってつながっています。この歯根膜があることによりどんな固いものでもバリバリ噛んで食べることが出来ます。歯根膜はハンモック靭帯と呼ばれる繊維質のクッションがあるからです。ちなみにインプラントはありません。歯や骨が痛まないのはこの歯根膜が衝撃を和らいでくれるからです。(車のサスペンションの役割)さらには直径1~1、4ミクロンの神経線維が分布してます。いわゆる「歯根膜神経」がセンサーとして食べ物を噛んだ時の圧力を感じ取り脳に知らせます。この感度は鋭く、細い髪の毛1本、小さな粒でも逃しません。感覚受容器です。センサーがキャッチした情報は自律神経中枢や内分泌中枢にも伝達し骨格筋(咀嚼筋)通じて肩や首にも送られます。咬合がうまくいっていないと集中の低下や情緒不安定を招いたり肩や首が凝ったり片頭痛が起こるのはそのためです。つまり歯は感覚器官であり情報伝達器官である。
2024年08月25日 08:48

唾石症

唾液腺あるいはその導管内に結石の生じる疾患を唾石症という。唾石の発生は80%以上が顎下腺あるいはその導管であるワルトン管に診られ耳下腺,舌下腺、小唾液腺は稀である。通常は片側性に生じ1個のことがほとんどであるが、2個以上のこともある。(大きさ)米粒大からピーナツ大のものが多い。表面は黄白色で顆粒状を呈し成分はリン酸カルシウムである。(症状)食事中の顎下腺の腫脹、疼痛であることが多い。時には放散性の劇痛が生じる。【唾仙痛】停滞、貯留した唾液、あるいは唾石そのものが感染源となって化膿性炎が起きたときは顎下腺炎や口腔庭炎がみられる。炎症が波及した場合は口底蜂窩織炎が起こる。(治療)消炎後摘出)
 
2024年08月25日 08:45

上唇小帯、舌小帯切除術

口腔領域には上唇小帯、下唇小帯、上下顎左右の頬小帯、舌小帯がある。口腔前庭にある上下唇小帯は唇側の運動範囲を制限している。固有口腔にある舌小帯は舌の前進、後退を調節する動きを行っている。臨床的に多くみられるは癒着と短小短縮と肥大である。
【小帯の異常な障害】頬小帯発音障害、哺乳障害(子供)嚥下障害、正中離開などの歯の位置異常、歯周病、義歯の不安定化などがある。特に子供成長発育において上顎の前歯部の萌出遅延の場合に有用である。舌小帯は舌運動制限により乳児期では哺乳障害、嚥下障害幼児期に構音障害になる。
【処置】炭酸ガスレーザー治療により出血、縫合、疼痛も少なくなった。

 
2024年08月24日 04:59

レプリコンの仕組み

レプリコンワクチンは従来型のmRNAワクチンに対して二種類ある自己増殖型と他者増殖型に分けられる。
その中でこの秋実行されるのは自己増殖型(selfanplifingRNA)ワクチンである。4つの酵素レプリカーゼ(RNA依存症ポリメラーゼ)とRNA(スパイク蛋白)が同時に増幅されるので細胞内はRNAが長期間増え続ける。その結果免疫抑制ないから全身に炎症が強く出る可能性。スパイク蛋白による炎症。感染性粒子が出る可能性あり?。もう一つは他者増殖型(tansanplifingTNA)でレプリカーゼが増殖しないので作用期間が限局される。抗原蛋白部分の増幅なので炎症弱い。レプリカーゼ部分をシュウドウリジン化すれば炎症は少ない。レプカーゼ部分をあらかじめ大量に生産しておけば新興感染症に対して抗原部分のみを作成すればいい。
2024年08月22日 15:31

Treg細胞

2024年08月22日 13:35

カリコ理論

1990年代にタンパク質の補充療法としてのプラットフォームとしてmMRAの研究を開始。このmMRAは自己たんぱく質をコードしているため翻訳に有害な免疫効果が出るとは考えられなかった。しかし人樹状細胞にmMRAをトランスフェクトしたりすると炎症性サイトカイン(IL1IL6TNFα)が誘発されることを発見した。これではたんぱく合成できない。
そこで修飾ウリジンが含まれているtMRAは非炎症性でありTRL7やTRL8感知されることに気が付いた(2005年)樹状細胞に導入しても炎症性サイトカインを出さない。
その後の研究ではシュウドウリジンを含むmRNAは未修飾のmRNAとは異なりインターフェロンを誘導しないため少量のmRNAでタンパク質補充療法が出来た。このことより造血ホルモンであるエリスロポエチンをコードしたmRNAと導入剤とでたんぱく合成が出来貧血が治った。自然免疫を無視した目的タンパクを作った。(ウリジンを一メチルシュウドウリジンにすると非免疫原性になる。このことより新型コロナワクチン感染症に効果的なmRNAの開発を可能にしたヌクレオチド塩基修飾に関することを見い出した。この理論が優れているのは①免疫回避②リポヌクレアーゼにより分解されない③翻訳の高速化
この理論に基づいてmRNAワクチンができるか?を考えた。kariko理論によれば非修飾型の方がワクチンに使える考えだった。そこでそこで工夫がなされた。(Pardi2017年)①アジュバンドとして脂質ナノ粒子に包むことによりリンパの流れに沿って樹状細胞に行きやすくなった。②キャップ鞘をつけることによりmRNAワクチンが安定した。③遺伝子を変えてスパイクを開く様に設計した。
結果はLNP修飾ウリジンは樹状細胞にて瞬間的な炎症で全身炎など起こし(協力なアジュバンド活性)炎症性サイトカインと同時にヘルパーTがサイトカイン放出する。一歩作られ続けるスパイク蛋白に対してTreg細胞(抗原提示あり)による抑制性サイトカイン(IL10,TGFβ)が作動し免疫抑制が起こる。自然免疫系にも抑制される。よって感染爆発、癌の発生の可能性。それから約6か月続き今度はTreg細胞解除されるとT細胞感作攻撃を受けBY STANDINGACTIBATIONとして自己抗体ができ自己免疫疾患がおこる。





 
2024年08月22日 13:33

咬合由来(マイクロクラック)のう蝕

咬合には①理想咬合②不正咬合(非生理的咬合)③機能的咬合(機能的に適応が図られている)④治療的咬合(欠損放置や歯の移動、咬耗などにより咬合が崩壊した場合に補綴処置により咬頭嵌合位に設定する咬合)がある。
最近はう蝕が減ってきている。ただ咬合由来の(マイクロクラック)からのう蝕が増えてきている。細菌は粘膜や歯肉の傷や歯のクラックから入ってくる。前者が口内炎、歯周病で後者がう蝕である。
咬合由来のう蝕とは歯と歯の間う蝕のことでいわゆる離接面カリエスのことである。これらはなぜ起こるかというと機能的咬合出来ていてもある程度成人になると親知らずが崩えようとするとちょうど玉突き衝突が起こりさらに上下の咬合により歯と歯の間に知らない間にドット状の空洞(ケーヴ)ができる。(Co)それから細菌感染してう蝕が出来しばらくして大きくなり咬合面に出てきます。(C1~C2)痛みがないから放置すると(C3)になります。そうすると神経をとることにになります。従ってCo(観察歯)の時に処置する必要があります。これが患者さんの痛みのない健康な歯を削られたということになります。

 
2024年08月16日 12:03

下顎最後臼歯部の平均寿命が約50年の理由

歯の寿命に関して統計を取ってみると平均寿命をみると最も長持ちする歯が下顎の前歯で約66年で上顎の前歯で約61年~62年である。逆に最も早く失われるのは下顎の最後臼歯で約50年である。永久歯の萌出時期が5歳から12歳であるとすれば早い歯は約60歳で抜けてしまうことになります。余談ですが歯石が付きやすいのは下顎前歯部と上顎臼歯なのに比較的長持ちします。
何故下顎最後臼歯部の平均寿命が一番短いのでしょうか?(体に糖尿病などの持病を持っていない人のお話)いろいろな要因が考えられますが➀咬合のズレ(機能的中心位と咬頭嵌合位が一致しない)②片咀嚼③下顎智歯抜歯後④失活歯⑤矯正後⑥下顎4番の解剖学的な理由⑦切端咬合
➀咬合のズレはブラキシズムによる咬合の負荷が下顎の最後臼歯にかかることにより咬合圧が上昇し歯根膜炎に陥りやすい。(下顎隆起がある人)スプリントや対処療法的な削合は悪化する可能性。②片咀嚼により一番がかかりやすいのは下顎の最後臼歯(顎関節前方運動と側方運動によるもの)③下顎智歯抜歯後は下顎最後臼歯は後方の遠心咬頭が後方に移動するので咬頭干渉起こしやすい。④咬合性外傷性による歯根膜炎なのに抜髄した結果⑤4番抜歯の矯正後の近心傾斜移動によるもの⑥下顎4番の舌側咬頭欠如の人今まで対処療法できた人は基盤が崩れてくるので理想的な咬合に再編成すべきである。特に最後臼歯がない人。もしくはクラウンが入っている人。



 
2024年08月14日 18:09

歯根嚢胞と歯根端切除術

(適応症)➀歯内療法の予後不良②歯根嚢胞が大きい場合③セラミック、ジルコニアなどで外せない場合④ポストが入っている場合⑤根管が曲がっているもの。⑥リーマが折れて取れない場合などがある。
(症状)口腔領域でもっとも頻度の高い嚢胞で感染根管や外傷(咬合性外傷)により歯髄の失活したものが多い。根尖部歯肉の炎症性腫脹や疼痛で来院する場合が多い。大きさが歯冠大になると骨隆起や羊皮紙様感が出現する。
(術式)根尖病巣が小さい場合は感染根治療により治癒する。立て切開が歯肉がきれいになる。根治の際に【PAS法】
(再発)術後再発が起きる場合は嚢胞が取り切れてないか咬合性外傷がある場合。万が一再発した場合は開窓療法【副腔形成法】が有効。
 
2024年08月09日 04:00

下顎埋伏智歯

下顎埋伏智歯についての埋伏形態によって難易度が違ってくる。
埋伏形態➀正常位(まっすぐ) 高位置 低位置②近心傾斜(最後臼歯に向かって約45度傾いている)高位置 低位置③水平位(最期臼歯に向かって90度傾いている)高位置 低位置④遠心傾斜(最後臼歯とは逆に傾いている)⑤頬舌傾斜⑥逆性などがある。
比較すれば低位置は高位置より難抜歯である。さらにその中で水平位が難しい。さらに根が離開して癒着している場合がさらに難しい。
【下顎埋伏智歯を抜く必要性】埋伏歯そのものがカリエスで歯髄炎、残根の場合、埋伏歯歯周炎で開口障害がある場合。【下顎埋伏智歯を抜く必要性なし】痛みがない場合、最後臼歯(7番)が咬合性外傷により埋伏歯に炎症が波及した場合
万が一抜いた場合は最後臼歯が将来2次的に歯周病に移行する可能性がある。
下顎埋伏智歯後の為害作用(ドライソケット)歯槽骨炎といって抜歯窩の血餅が剝がれて歯槽骨が乾燥してペリエステが炎症を起こす。かなり痛い。処置は不良肉芽を掻把し抗生剤投与しステロイド塗布したガーゼを抜歯窩にきつく挿入し縫合する。
 
2024年08月09日 03:59

呉市広駅前|歯医者

小早川歯科口腔外科クリニック

〒737-0142
広島県呉市広駅前1-8-11

TEL:0823-72-3041

受付時間:月~土
AM/9:00~12:30
PM/14:00~19:00
土曜午後の診察は17:00まで
休診日:木曜午後、日曜、祝日

モバイルサイト

小早川歯科口腔外科クリニックスマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら