ω3脂肪酸と歯周病
細胞膜に含まれる脂肪酸に含まれる脂肪酸にエイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)というω3脂肪酸があるがこれらが代謝されるとリゾルビンやプロテクチンという物質が作られ、これらは炎症を消す作用がある。これらはよく知られているのは動脈硬化、脂質異常症の予防や建脳効果である。これらの物質が歯周病とどういうかかわりを持つかということである。歯周病菌であるPgを感染させるときにリゾルビンを一緒にに添えるとポケットからの歯周病菌が減っていたという事実が起こったということです。さらにアスピリン併用を併用するとリゾルビンの効果が長時間持つということです。従って虚血性疾患などの抗血栓薬を飲んでいる人が魚中心の生活すれば歯周病の改善できるということです。
2025年06月13日 07:46