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広島県呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニック

呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニックでは、歯科口腔外科・小児歯科・審美歯科・インプラント・レーザー治療など幅広く対応します。

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口腔内における外傷性咬合とブラキシズム(食いしばり)

臨床の現場にいると口腔内にいろんな症状の患者にでくわすことがあります。小さなカリエス、水にしみる、咬合痛、歯肉からの出血、脱離、食片圧入、口内炎とさまざまである。
これらはどういったことで起るのでしょう?水にしみるのは知覚過敏は過度の歯ブラシでやるから歯が傷つくことの説明であるが実際には外傷性咬合や食いしばりによるものものが多い。咬合によって歯が過度に力が加われば一時的に物理的な炎症が起こり水がしみその傷からプラークが加わることにより二次的に細菌性の炎症がくわわることにより咬合痛や歯肉からの出血から歯肉炎、歯槽骨が破壊し歯周病に移行します。また小さなカリエスはかみ合わせがうまくいってないと物理的なクラックが生じひびや隣接面に空洞ができ細菌性の象牙質の破壊と軟化象牙質が起こります。う蝕に移行します。これらの原因は外傷性咬合やブラキシズムによりおこるならば起こらないように物理的な咬合のコントロールと細菌性のプラークコントロールが必要です。『起こった疾患の処置』より『その疾患が起こりうる原因の治療』が必要です。
 
2023年04月19日 16:17

舌下免疫療法

アレルゲンにあたる物質を皮下あるいは口腔舌下に滴下する。アレルゲンを希釈して投与するとTreg細胞が活性化しIL10などの制御性サイトカインによりクラスイッチした
IgG4抗体ができる。これを続けることによりアレルゲンとIgG4が結合することによりIgE抗体が結合を防ぐことによりアレルギー体質が改善するメカニズムです。
欠点は継続していかないと効果はみられない。
2023年04月16日 09:29

近赤外線免疫療法

Treg細胞を目印にして光の作用でがん細胞を破壊する近赤外線免疫療法の研究されている。これは口の中や喉に発生する頭頚部癌が治療の対称です。Treg細胞はがんの周囲に集まり腫瘍免疫にブレーキをかける。Treg細胞と結合する抗体に、特定の波長の近赤外線をあてると化学反応を起こす化学物質をつけて注射する。すると近赤外線をあてた10分後にはTreg細胞が大幅に減少し免疫細胞が癌への攻撃を開始したことで癌細胞を破壊する。この方法だと光をあてた場所の癌を攻撃する免疫細胞だけ活性化され自己免疫反応は起こらない。
 
2023年04月16日 09:11

Treg細胞と癌

T細胞による免疫反応としてヘルパーT細胞やキラーT細胞がありますが生体にはこうした免疫反応を抑制するT細胞系も存在します。この作用を有するT細胞はこれまでにCD8分子
を持つサプレッサーT細胞と呼ばれてましたが遺伝子の実態が解明できていません。これに代わり免疫細胞を抑制するT細胞がTreg細胞である。Treg細胞はCD4分子だけでなく
CD25分子も持ってます。CD25分子はいlL2のreceptorになります。IL2はヘルパーT細胞が産生し細胞性免疫を活性化するサイトカインでTreg細胞に結合するとその分
IL2が減り免疫反応が抑制されると考えられています。Treg細胞は抑制性サイトカインであるIL10、TGFーβ、IL35産生することで抗原提示する樹状細胞に作用してIL12の産生を
抑制しヘルパーT細胞(Th1)の分化、活性化を阻害するすることです。これによりアレルギー反応を抑制し自己免疫疾患の発症を抑制します。ところが免疫系の暴走を抑えるTreg細胞ががん細胞の増殖の手助けをしている側面がある。がん細胞は、非自己ではない自己もどき細胞であり「自己免疫」によってしか増殖を抑制しない。ところがTreg細胞の基本機能は
自己抗原に対する免疫応答を抑制することであり、必然的にがんに対する免疫応答も抑え込んでしまいます。それによってがん細胞の定着や成長が進んでしまう。またTreg細胞は「アンフィレグリン」という物質を産出する。この物質は肺胞壁や乳腺のtissuerepairや腫瘍細胞の増殖生産血管新生転移を促進する。
2023年04月13日 06:00

扁平苔癬

皮膚、粘膜の慢性の炎症性角化病変で口腔では頬粘膜が好発部位で両側性に発現することが多い。患部粘膜はやや浮腫状で発赤しそこにレース状あるいは盲目状の白色状の紋様が
みられる。患部表面はやや粗造で糜爛が診られることもあり、無自覚のこともあるが、違和感,灼熱感あるいは香辛料や調味料による刺激痛などが自覚されることが多い。また軽度の
自発痛が診られることもある。白板症との鑑別が必要で病理組織的診断が必要である。治療方はステロイド薬(デキサメタゾン)。CO2レーザー治療。
2023年04月13日 05:59

IgA腎症

IgA腎症は血尿や蛋白尿など症状が出る慢性の糸球体腎炎の一種で20年程度で腎不全に至ることがあります。腎臓の糸球体にあるメサンギウム細胞に異常なIgA(糖鎖異常IgA)が沈着することで起こります。症状は尿蛋白と血尿です。IgA腎症では糸球体血管に炎症が起こり血管壁が障害されることで赤血球とたんぱく粒子が尿に漏れてきます。分子量が多い赤血球
と異なり、たんぱく粒子は尿細管で再吸収しますので初期は血


 
2023年02月14日 10:32

オートファジー(AUTOphagy)

オートファジーは「自ら(auto)を「食べる(phagy)」という語源からきており「自己貪食」と呼ばれてます。細胞内での恒常を
保つ働きがある。細胞内での異常なたんぱくの蓄積を防いだり、過剰にたんぱく合成したときや栄養環境が悪化したときにたんぱく
のリサイクルや細胞内に侵入した病原微生物を排除します。生物の発生過程でアポトーシスや細胞内での癌化抑制にも貢献しています。
オートファジーの働きを活性化せるためには食べ過ぎないことです。16時間断食することで老化せずに痩せるようになります。
断食で16時間食事をとらずに栄養不足の状態にする→細胞が自己貪食(オートファジーが活性化)→病気予防、免疫向上する。
2023年02月13日 16:44

重度歯周病と早産の関係

一般的に妊娠すると女性ホルモンが増え妊娠性の歯肉炎にかかりやすくなります。これは女性ホルモンであるエストロゲンが歯周病細菌の増殖を促進し歯肉を作る細胞がエストロゲンの標的になるからである。重度の歯周病をもった母親が妊娠中期になるとプロゲステロンが歯肉の毛細血管の拡張と血管の透過性を亢進させ炎症反応を増大させる。それらによって血管から集まってきた好中球やマクロファージが出す活性酸素や炎症性化学物質(炎症性サイトカイン、炎症性脂質メディエーター)が血行性に子宮に移動し子宮内で濃度が上昇し子宮頚部の拡張、子宮収縮し早産が始まります。特にIL1、IL6、TNFーαなどの炎症性サイトカインは脳の視床下部近くにある血管の内皮細胞に作用しPGE2(プロスタグランジン)の合成促進しこのPGE2(プロスタグランジン)が視床下部の体温調節中枢に作用し全身性の発熱を生じさせ陣痛促進作用がある。







 
2023年02月08日 10:41

BCGが本物のワクチン?

結核菌は好酸菌で好酸性被膜で被われ酸に強い。被膜で被われているから抗体できない補体で壊すことできないさらに好中球でも分解できない細胞の中で増殖する細胞内寄生微生物です。細胞内寄生菌として有名である。結核菌も化膿菌と同様にマクロファージに貪食されるのですが大胆なことに貪食細胞であるマクロファージの中で生き続けるのです。キラーT細胞では死なないのです。細胞性免疫の過程でTh1細胞やNK細胞によって産出されるIFN-γでマクロファージを活性化してランゲルハンス型巨細胞で細胞内の結核菌をやっつける。細胞や結合組織が固まった『肉芽腫』がマクロファージ結節として残る。これによってオフーターゲット効果によってウィルスにおいても全般的に感染予防が期待できる。
2023年02月02日 12:09

スマホ決済、クレジットカード決済が自由診療においてできるようになりました。

スマホ決済、クレジットカード決済が自由診療においてできるようになりました。VISA、master cardなどです。
2023年01月28日 08:47

呉市広駅前|歯医者

小早川歯科口腔外科クリニック

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