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広島県呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニック

呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニックでは、歯科口腔外科・小児歯科・審美歯科・インプラント・レーザー治療など幅広く対応します。

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舌アミロイドーシス

舌の腫瘤形成疾患は乳頭腫、繊維腫、血管腫、リンパ管腫等があるがその他にアミロイドーシスがある。
アミロイドーシスは線維性の構造をしたアミロイド蛋白が全身性、局所性に細胞外に沈着することによって機能障害を起こす疾患である。病理学にはアミロイドが均一な硝子様物質を呈している。
舌アミロイドーシスは多数の弾性硬の腫瘤、結節を認め疼痛はない。いわゆる巨大舌である。
鑑別は多発性骨髄腫、結核、関節リウマチで確定診断は生検である。
舌アミロイドーシスで透析患者は腎移植である。舌痛のある場合は舌癖の改善、不良充填物除去等の対処療法である。
2024年09月09日 06:26

活性酸素

老化した細胞で起きている変化はテロメアの短縮や不要物質の細胞内蓄積だけではなく遺伝子の変化も起きている。この遺伝子変化を起こしているのが酸素である。酸素はエネルギー獲得のための非常に有効な材料である。呼吸をするのも酸素を取り入れてエネルギーを生み出す反応行っているからです。生きていくためには酸素は必要不可欠である。酸素が反応すると最終的に水になるわけですが酸素分子が水分子に変化するまでの間に一瞬ですが非常に反応に富む状態がある。このような反応性に富んだ状態の酸素をなどを含め強い酸化作用を持つ化学分子類をフリーラジカルという。次亜塩素酸もフリーラジカルの一種である。白血球やマクロファージはこのフリーラジカルを大量に作り食べた異物を細胞内で消化するときにフリーラジカルで殺菌しているのです。「カビキラー」もフリーラジカルの一種である。
フリーラジカルが細菌を殺せるくらいだから自分の細胞に作用してしまうと様々な障害を引き起こす。動脈硬化の原因の一つは細胞膜の正常な脂質が酸化をうけて過酸化脂質に変性することです。また放射線は遺伝子の異常をひきおこします。これは細胞内に存在する酸素が放射線によりフリーラジカルになりこのフリーラジカルが遺伝子(DNA)を変性させるのです。これにより癌細胞も殺すことが出来ます。これが放射線治療です。生体が酸素を利用している限りフリーラジカルは必ず産生されておりこれがさまざまな病気や癌の発生さらには老化などにも深く関与している。生体はフリーラジカルに対する防御システムを持っています。その代表が抗酸化作用を持った物質(還元剤)ビタミンCやビタミンE、カタラーゼ、スーパーオキシドテイスムターゼ(SOD)ポリフェノールなどの酵素も還元剤である。さらには血液中のヘモグロビン、ビリルビン、尿酸、アルブミンもフリーラジカルの消去を行っています。
 
2024年09月07日 08:28

唾液腺

2024年09月01日 10:59

口蓋垂の機能

2024年09月01日 10:59

舌の機能

舌の粘膜には4種類の乳頭がありその一部は味蕾が分布している。味蕾の中の味細胞から微絨毛が伸び出しその細胞膜にある受容体などで味を感知する。
(有郭乳頭)舌体の最後部の逆V字形に並ぶ大型の乳頭で乳頭溝によって周囲から隔てられている。有郭乳頭の側壁には味蕾が分布しており乳頭溝の深部にエプネル腺があり漿液性の唾液を分布している。
(葉状乳頭)舌体の外側部にあるヒダ状の乳頭で前後に並んで配列する。乳頭の側面に味蕾が分布している。
(茸状乳頭)舌体に広く分布する針頭大の乳頭で上端がやや膨らんでキノコのような形をしている。
(糸状乳頭)舌の粘膜に広く分布している乳頭で先端が角化してざわついた感じがする。味覚には関与しない。
【舌の神経分布】舌の前3分の2は三叉神経(舌神経)と顔面神経(鼓索神経)あとの3分の1は舌咽神経もっと奥は迷走神経である。運動は舌下神経である。

 
2024年09月01日 10:58

片頭痛

正確に言うと緊張性偏頭痛とは異なる病気である(この場合は偏ったかみ合わせによるものである)脳の硬膜の一部が一時的に炎症をおこして腫れがあるために生じる頭痛である。血管の炎症なので痛みは拍動性で日常生活を続けられないほど強く体を動かすほど憎悪します。吐き気や嘔吐、光過敏、音過敏を伴う。発作中に歯痛や顔面痛を伴うことがある。顔面片頭痛ともいう。頭痛内で起こる。脳硬膜の血管に一時的に神経原性の炎症が生じるため「神経血管性頭痛」である。予防療法として塩酸ロメリジン、アミトリプチリン頓挫療法としてトリプタン系、エルゴミタンがある。
2024年09月01日 10:57

理想的な咬合は血液の流れをよくする

血液は新しい酸素や栄養分を組織の細胞に送り代わりに不要な老廃物や二酸化炭素を受け取るという物質代謝の役割を担ってます。血液は心臓のポンプの役割をして全身に送られます。心臓の力だけで血液を送るのは大変です。そこで補助的に役割りを果たす所があります。首から下は横隔膜、外肋間筋によりポンプとして働き、足を動かしたりして心臓に血液が送り出されます。首から上は顎関節である。物を食べたり、話したり、笑ったり、あくびをするたびに顎は大きく開閉します。その開閉運動によって脳や顔面の血液を心臓に送り返している。さらに歯も同じ様にポンプの役割を果たします。そこで理想的な咬合は噛むたびに歯が一つ一つポンプの役割をして血液の代謝を促します。
2024年08月29日 06:52

理想的な咬合は自律神経や内分泌系を調整する2

脳は脊髄の上にあり脳幹(中脳、橋、延髄)で繋がっています。脳幹の上に視床と視床下部がありここに自律神経や内分泌機能をコントロールする中枢があります。視床下部の下に蝶形骨がありそれが後頭骨や顎骨につながっています。噛むこと呼吸の連携プレイによって脳に良い刺激が伝わります。メカニズムは身体は呼吸をするために背骨がたわみ、その刺激が頭蓋骨を動かします。頭蓋骨は吸気の時に膨らみ呼気のときは収縮しますがその中でも最初に動くのが後頭骨でありこの振動が蝶形骨を揺さぶりその上にある脳下垂体や視床下部を刺激する。視床下部や脳下垂体は自律神経や内分泌の機能を左右する重要な器官である。ここに良い刺激が伝わればこれらの機能調整され精神状態が保たれたり、ホルモンの分泌が正常にコントロールされます。(β-エンドルフィン分泌)ところが咬合がうまくいってないと顎や後頭部の筋肉が緊張し首や肩、背中などが堅くなります。筋肉が堅くなれば背骨のたわみ(遊び、フレキシビリティ)がなくなり後頭骨蝶形骨の動きも止まってしまいます。背骨ー後頭骨ー蝶形骨の一連の心地良い刺激が妨げられる。その結果脳に良い刺激が伝わらなくなり、自律神経や内分泌の機能が狂ってきます。自律神経は体温、血圧、呼吸、消化などの生理現象を司っており私たちの意志ではコントロールできない神経です。緊張や興奮を引き起こす交感神経と緊張を解いたりリラックスする副交感神経とのバランスで成り立っています。このバランスが崩れると自律神経の支配下にある臓器の機能が低下し様々な【不定愁訴】の原因になります。
2024年08月29日 04:58

片咀嚼が何故だめなのか?

顎関節筋肉咬合が支点力点作用点の関係にある場合、顎関節の動きが複雑なメカニズムにあるのが理由です。顎関節は身体の関節の中で前方滑走運動、側方運動、回転上下運動さらに左右がシンクロナイズしないといけません。
その際に片咀嚼(左右両方で咀嚼しないまたはできない場合)すると咀嚼側で歯周組織がダメージを受けて進行した咬耗や歯冠破折、マイクロクラック、歯槽骨の垂直性骨吸収、歯の病的な移動、下顎智歯周囲炎などが起こりやすい。
2024年08月27日 16:38

理想的な咬合は自律神経や内分泌系を調整する1

口腔内において歯、舌、唾液腺、口蓋垂などそれぞれ役割がありますが、それぞれの機能において食事が快適にできること、呼吸すること、会話、発音が円滑にできること、味覚などの感覚があること、審美的などの役割があります。当然身体の一部だから全身にかかわります。その中で歯が全身にかかわることはストレスあるいは痛みなどがあります。歯は歯槽骨に埋まっており歯根膜によってつながっています。この歯根膜があることによりどんな固いものでもバリバリ噛んで食べることが出来ます。歯根膜はハンモック靭帯と呼ばれる繊維質のクッションがあるからです。ちなみにインプラントはありません。歯や骨が痛まないのはこの歯根膜が衝撃を和らいでくれるからです。(車のサスペンションの役割)さらには直径1~1、4ミクロンの神経線維が分布してます。いわゆる「歯根膜神経」がセンサーとして食べ物を噛んだ時の圧力を感じ取り脳に知らせます。この感度は鋭く、細い髪の毛1本、小さな粒でも逃しません。感覚受容器です。センサーがキャッチした情報は自律神経中枢や内分泌中枢にも伝達し骨格筋(咀嚼筋)通じて肩や首にも送られます。咬合がうまくいっていないと集中の低下や情緒不安定を招いたり肩や首が凝ったり片頭痛が起こるのはそのためです。つまり歯は感覚器官であり情報伝達器官である。
2024年08月25日 08:48

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小早川歯科口腔外科クリニック

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