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広島県呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニック

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舌癌と歯肉癌(扁平上皮癌)

口腔癌は主に舌癌と歯肉癌、頬粘膜癌などがありいずれも扁平上皮がんである。全癌の2~3%を占める。男女は3:2で男性が多い。年齢は50歳代から60歳代に多い。最近では増加傾向にある。扁平上皮癌を発生部位でみると舌が約半数で下顎歯肉上顎歯肉、口底、頬粘膜の順である。【危険因子】喫煙、飲酒、慢性刺激、ウイルス感染等【判定】TNM分類・T原発巣の大きさ(2センチ)・Nリンパ節転移・M遠隔転移【臨床診断】肉眼所見から白板型、乳頭型、潰瘍型、肉芽型、膨隆型といろいろであるが発育状態から表在型、内向型、外向型に分類される。特に舌癌は頸部リンパ節転移が多く予後が悪い。(舌癌)は好発部位が舌縁に発生することが多い。半数近くが疼痛を訴え痛みがなくとも違和感等の自覚症状を伴うことが多い。早期のものは発赤やただれ白斑等がみられ進行すると潰瘍形成硬結を触れるようになる。さらに進行すると舌運動障害、疼痛による摂食障害、発音障害が生じる。(歯肉癌)歯周病と歯肉炎の鑑別が難しい。一般的に歯肉癌は無痛性の腫瘤・腫脹が薬3割と多い。粘膜直下に顎骨があり早期に顎骨への浸潤がみられる。下顎歯肉癌は顎骨内に浸潤して下歯槽神経が障害されると下唇からオトガイ部の知覚麻痺を生じる。上顎歯肉癌では上方に進展すると上顎洞底、鼻腔底を破壊し鼻出血、鼻閉が認められる。歯肉癌や頬粘膜癌が後方進展して咀嚼隙に浸潤すると開口障害が生じる。【X線】顎骨吸収が進行すると浮遊歯(floating tooth)の状態になる。【鑑別】線維腫、乳頭腫、エプーリスは有茎性で発育緩慢であることが特徴である。乳頭腫は規則的な乳頭状外向性発育する。褥瘡性潰瘍は2週間で治る。扁平苔癬は両側性である。
 
2025年03月27日 05:11

呉市広駅前|歯医者

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