抗スクレロスチン抗体と歯周病
スクレロスチンの働きを抑えることで骨形成を促進する新しい骨粗鬆薬として抗スクレロスチン抗体(イベニティ)が2019年認可された。これにより①全身の骨密度および歯槽骨密度も増加する。②歯周炎の炎症を憎悪してしまう。③骨隆起の発生や増大➃セメント質肥厚が口腔内において影響される。イベニティ投与の患者は顎骨壊死のリスクを考える必要がある。顎骨壊死のリスクを考えるにあたって抗スクレロスチン抗体は骨形成を促すだけではなく骨吸収を抑制する効果がある。
2025年03月12日 10:55