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広島県呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニック

呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニックでは、歯科口腔外科・小児歯科・審美歯科・インプラント・レーザー治療など幅広く対応します。

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食後に口の中がかゆく、息苦しい。

アレルギーの症状には蕁麻疹、アレルギー鼻炎、気管支喘息などありますが口の中のかゆみ、腫れなどの粘膜疾患、呼吸が苦しくなり、咳が出る呼吸器の症状があります。これらのうち2つ以上出た場合はアナフィラキシーショックの可能性あります。アナフィラキシーショックとはアレルギー反応が全身に来る即時型の急病です。血圧が極端に下がって意識障害がおこり呼吸や臓器に異常をきたす。アナフィラキシーショックでは皮膚のかゆみや蕁麻疹が起こります。そして徐々に呼吸しづらくなり重篤になります。特に口腔内のかゆみ、腫れが出てきたら気道粘膜まで異常をきたしているサインです。息苦しくなったら救急搬送です。気道確保してアドレナリン筋注です。アナフィラキシーショックを起こしやすいいアレルゲンはハチ毒、ペニシリンやカニ、エビなどの甲殻類です。あとはそばや卵、乳製品などあります。たべものは1~2時間で出てきます。
2025年07月14日 12:04

口が開けづらい?

口が開けづらい場合考えられることは顎関節症、上顎智歯の筋突起障害による開口障害、上顎腫瘍特に上顎洞癌が考えられるがもう一つあるのです。破傷風菌による感染症があります。この菌に感染すると、菌が発する神経毒により様々な神経がやられ、筋肉のこわばり、呼吸困難、痙攣などが起こります。初期は口が開けづらい、顎が疲れるといった症状が現れます。だんだんとひどくなり、次第に顔の筋肉もこわばってひきっつたような顔になるのが特徴になります。破傷風は、感染後数日~20日ほどで症状が出始め、放っておくと突然の心停止を起こすなど一気に重篤化し命にかかわります。この菌は土であれば高い確率(50%)で存在します。土を触っただけで傷口から菌が入り込んで感染する恐れがあり、ガーデニングだけで感染してしまうこともあります。基本的には免疫がやっつけてくれるので発症には至りません。感染してしまうのは免疫が落ちている時だけです。60歳以上の免疫の落ちた世代に多いです。なお破傷風はワクチンに高い効果が認められています。1968年以降は乳幼児と小6に定期接種が義務づけられました。





 
2025年07月14日 12:03

口空内で酸っぱいものだけむせる?

口腔内において酸っぱいものにだけ異様にむせる場合は食道がんか咽頭がんの疑いがあります。特に食べ物と空気を交通整理している食道の上部や喉頭や咽頭近くに腫瘍があると、むせやすくなります。初期には刺激性の強い酸っぱいものにだけ敏感に反応してむせるが癌が進行すると、どんなものでもむせるようになります。また咽頭がんも喉頭がんも食道がんも腫瘍が大きくなると食べものがつかえるようになります。さらに声がかすれるようになります。(嗄声)風邪なら1~2週間でなおりますがなかなか治らない場合は声帯あたりに癌があるかもしれません。熱いものや濃いアルコールなど飲むとダメージを受けるからです。又たばこも原因の一つです。発がん性物質のタールを含むたばこの煙が吸うとき吐くとき2度喉や食道を通ります。たばこの量が増えるとさらに発がんの機会が多くなります。口腔癌、食道がん、咽頭がんも含めて60~70歳台が多く(男性)喫煙・飲酒が大きな危険因子とされています。
2025年07月14日 10:31

口の中に白い斑点、膜がある。放っておくとどうなるか?

口の中に炎症が起き、赤く腫れて破れ、痛みを伴う。これはよくある口内炎であるが正確には「アフタ性口内炎」である。アフタ性口内炎ともう一つは「カタル性口内炎」です。やけどとか器具とか咬傷によるいわゆる傷害性口内炎です。アフタ性口内炎はストレス、栄養不足が原因とされてますが実はストレス性口内炎ともいわれて自律神経の乱れにより起こることもあります。免疫が低下することによりおこるとも言えます。患者さんによっては「傷害性咬合」の人は両方とも起こります。これらは1,2週間で治る場合がほとんどです。一方で口や舌の粘膜に白い斑点や膜が出来ていてこすっても取れない場合があります。これは口内炎ではなく口腔がんの前癌病変とされている「白板症」です。ステージは5段階に分けられます。癌化のリスクはこちらの方が断然高いと言えます。白板症は癌と違って痛みがさほどありません。ただなかなか治りません。その後修復がなされて癌化しやすいです。白板症は口腔内においてダメージを受けやすい場所に起こります。歯並びや歯のとがっているところがいつもこすれていたり、頬粘膜の内側の同じ部分を噛む癖があったりすると発症してしまうのです。これも原因は「傷害性咬合」の患者さんに多いです。さらに「口腔癌」は痛みないものだからかなり進行した場合に見つかるケースがほとんどです。ひどくなるとしみてきたり、舌の働きが悪くなったり、喋づらかったり、入れ歯いれてなかったりすることが多いです。あと癌は血管を作るので出血もします。以外と気づきにいのです。
2025年07月14日 10:29

歯茎が腫れている場合放っておくとどうなるか?

疲れが溜まると歯茎が腫れることがあります。健康な歯茎はピンク色で引き締まっていますがもし赤く腫れたら体の不調のサインです。風邪やインフルエンザや肺炎などもかかりやすくなるので早めの改善が必要です。又免疫力の低下を放っておくとどうなるか?歯周病あるいは歯槽膿漏(古い)になります。歯周病は歯周病菌が原因です。赤ちゃんの口には歯周病菌はいませんが親が歯周病の場合親から移されたり食べものを介したりしてほとんどの人がいずれ歯周病保菌者になります。しかし歯周病菌があるからと言って全員が歯槽膿漏になるわけではありません。何故なら人間には免疫力があるからです。普段は細菌、ウイルスをやっつける免疫細胞が働いていて歯周病菌の攻防を防いでくれます。しかし免疫が低下すると歯周病菌が増えて歯槽膿漏(歯周病ステージⅣ)になります。歯周病が厄介なのは1次が歯が抜けて2次が歯茎の血管に入り心臓や脳の血管の壁で炎症を起こして狭心症、心筋梗塞、脳梗塞の原因になると言われている。ただの歯茎の腫れといって放っておくと命に係わることになりかねないです。免疫力を鍛えるのは、免疫細胞が集まっている腸の調子を整えるにが一番である。腸には免疫細胞の半分が集まっていると言われています。腸内環境がいい状態状態は善玉菌2悪玉菌1日和見細菌7です。腸内フローラよくなれば免疫細胞が活性化し免疫力は復活します。腸内環境を整える繊維質の食べものやヨーグルト、発酵食品をとるようにしましょう。
2025年07月14日 10:28

口の端が荒れている場合を放っておくとどうなるか?

口の端が切れるのは口角炎といい、関西では「胃の花が咲く」といいます。胃の疲れが口に現れるという意味である。口、食道、胃、腸、肛門はすべて1本の消化管でつながっています。「胃の花」は別名「見張りイボ」とも言われています。これは繋がっているどこかの臓器に異常がありますよ。という見張り番の役割を果たしているのです。特に長引く口角炎や口内炎は要注意です。大抵は約2週間ぐらいで治ります。唾液には抗菌作用があり粘膜はIgAが守ってくれます。ところがいつまでたっても治らない場合は胃腸の状態が弱まって、口の免疫力が落ちてしまっている可能性が高いです。原因は胃の疲れなので、そこを治さない限り「胃の花」や口内炎はなりにくいです。症状が長引いてなかなか治らない場合は、胃や腸の状態が弱っています。放っておくとどうなるか?胃炎、胃潰瘍、胃がんあるいは大腸癌に発展することも起こりうるでしょう。口角炎が出るなら胃腸にストレスをかからぬよう消化のいい食べ物を取り刺激物は避け、睡眠はしっかりとるようにしましょう。
2025年07月14日 10:26

口腔内トラブルから波及した口腔外トラブル

2025年07月12日 10:13

サリンの作用機序

アセチルコリンという生命活動に欠かせない重要な化学伝達物質がある。脳をはじめ、全身に張り巡らされた神経回路である。その神経細胞の連結部シナプスに隙間がありこの隙間をでアセチルコリンは脳内伝達物質として伝令役を務める。神経細胞の一端から放出され他端の受容体に結合して情報を伝える。アセチルコリンの情報は実に多彩な役割を果たす。副交感神経優位で心筋(M2)心拍数低下、心収縮力低下。気管支、胃腸の収縮(M3)唾液、膀胱括約筋(M3)の収縮で排尿。瞳孔括約筋収縮(縮瞳)毛様体筋収縮で眼圧低下。脳内の神経活性化。筋肉。収縮。一方神経回路を伝わる情報はスイッチのオン・オフの機敏さに特徴ある。神経指令は一瞬でオンになりすぐオフになるからこそ意味がある。それに応じて身体は細かく適応できる。それゆえにシナプスの隙間に放出されたアセチルコリンは伝令役を終えると直ちに破壊されなければならない。破壊役はアセチルコリンエステラーゼという分解酵素である。コリンと酢酸に分解し神経伝達物質としての抗力を消去する。シナプスには大量のアセチルコリンエステラーゼが常時待機してスイッチオン・オフを行っている。サリンはアセチルコリンの類似物質である。化学構造がそっくりなので酵素アセチルコリンエステラーゼに結合する。ところがサリンの先端には反応性に富むリンが付いていて酵素につき酵素の働きを止めてしまうのである。するとアセチルコリンエステラーゼが働かないとアセチルコリンが除去されないのでシナプスのスイッチがオンの状態のままである。筋肉は収縮し続けて脈拍は低下したままの状態で嘔吐、腹痛、めまい、呼吸困難、縮瞳が起こり最悪の場合は心停止に至る。常時アセチルコリンは身体内において働いているがその増減のバランスが乱れるだけで身体は致命的な状態に陥ってしまいます。サリンが怖いのは揮発性ですぐ気体となり呼吸器だけでなく皮膚からも吸収されてしまう。特効薬は【PAM】。サリンによって不活化されたアセチルコリンエステラーゼからリンを取り外して再活性化する働きがある。抗コリン薬として【アトロピン】があり過剰なアセチルコリンの働きを抑える。
 
2025年07月10日 16:12

MS(多発性硬化症)

中枢神経(脳、視神経、脊髄)内に炎症性脱髄を繰り返す疾患である。【疫学】平均発症年齢は20代後半で男女比は1:9と女性が圧倒的に多い。【原因】病巣にリンパ球やマクロファージなどの炎症性細胞浸潤があるから自己免疫機序を介した炎症により脱髄が起こると考えられている。【症状】MSは中枢神経内の様々な部位に病変を形成しそれを反映した症状を呈する。視力障害、複視、小脳失調、構音障害、歩行障害、運動麻痺、感覚障害、膀胱直腸障害などである。MSに特徴的なのは両側性の内側縦束症候群がある。視神経障害では視力低下、視野異常特に中心暗点が特徴である。
2025年07月10日 16:11

ALS(筋委縮性側索硬化症)

ALSは運動ニューロン(運動神経)が徐々に障害され脱落する疾患である。大脳皮質運動野の錐体路起始細胞から脊髄までの上位運動ニューロンと脊髄前角および脳幹部運動諸核から末梢にいたるまでの下位運動ニューロンが選択的に侵されることによりおのおのに特徴的な症状が出現する。【疫学】10万人当たり初病率1.1~2.5人有病率7~11人男性が女性より1.2~1.3倍と高い。【原因】不明な点が多いが遺伝素因に環境因子が作用し細胞質内で異常蛋白の凝集・蓄積が生じ、酸化ストレス、ミトコンドリア機能異常、グルタミン酸興奮毒性など介し運動ニューロン障害されて発症すると言われている。【症状】上位運動ニューロン障害により四肢腱反射亢進、病的反、偽性球麻痺、痙性麻痺で下位反射運動ニューロン障害により筋力低下、筋委縮、繊維束性収縮が起こる。上肢では短母指移転筋と第一背側骨間筋が萎縮する。体幹筋では頸部の伸筋群の筋力低下と横隔膜などの呼吸筋の筋力低下により呼吸不全が起こる。下肢だは遠位筋の筋力低下による下垂足や歩行のつまずきが生じる。球麻痺により舌に筋委縮、繊維束性痙攣を認め構音障害や嚥下障害が生じる。4大陰性徴候は感覚障害、眼球運動障害、膀胱直腸障害、褥瘡は起こらない。【治療】根治治療はないが内服薬のリルゾールはグルタミン酸による神経毒性を抑え神経細胞を保護する作用を有し半年程度の生存延長効果がある。
2025年07月10日 16:11

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小早川歯科口腔外科クリニック

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