帯状疱疹
(症状、病態)水痘、帯状疱疹ウイルスの感染である。初感染時には水痘を生じるがウイルスは体内特に脳神経、脊髄神経節に潜伏する。後年になり三叉神経や顔面神経に発現すると激しい疼痛や運動麻痺を起こす。口腔粘膜や顔面皮膚に水疱を形成し破れて糜爛、潰瘍を形成する。顔面皮膚や外耳道にも発現しハント症候群と呼ばれている。(治療)初期であれば経口抗ウイルス薬(アシクロビル、バラシクロビル、ファムシクロビル)とステロイドの併用により効果あり。2週間前後で治る。(対症療法)疼痛にはnsais。
(神経痛に対する治療)三環系抗うつ薬や麻酔科で硬膜外ブロックや星状神経節ブロック
2024年12月07日 05:03