睡眠時無呼吸症候群
閉塞性睡眠時無呼吸の治療として外科的侵襲を避け即効性のある治療法としてCPAP法(持続的気道圧)と口腔内装置があげられる。(症状)睡眠時にいびきをかきながら、息苦しそうに呼吸をしたり、一時的に呼吸が止まったり、突然目を覚ましたりする。重症になると睡眠時に上気道が塞がって窒息状態を繰り返すため日中に居眠りをするようになる。血液中の酸素量が減少するため、脈拍、血にも影響があるため、心、肺機能の低下を招くことがある。
(分類)①閉塞型・・・喉や上気道が塞がることによって生じる。肥満や下顎が小さい人
②中枢型・・・呼吸を司る脳幹の働きに異常が生じることにより起こる。肥満とは関係ない。
③混合型・・・閉塞型と中枢型。稀である。
(検査)睡眠ポリグラフ検査(PSG)脳波・心電図・SPO2・眼球の働き・鼻と口の気流・筋肉の働き・体位・いびきの音量である。
検査結果より無呼吸・低呼吸指数(AHI)を用いて睡眠時の一時間あたりの無呼吸と低呼吸の平均回数を表す。無呼吸は10秒換気が停止することで、換気が50%以下に低下すると低呼吸となる。SASの重症度をAHIにて判定する。
AHIの判定 ・5~15:軽度
・16~30:中等度
・30以上 :重症
(治療)OA(oral appliance 口腔内装置)による治療。下顎を前方位に維持し喉の気道の拡大を図る。AHIで軽度から中等度またはCPAPから脱落した症例において適応とされている。
(実際)OAに慣れたころに再度検査して治療効果の評価をする。治療効果が得られたら数か月ごとに経過観察を行う。
2024年12月11日 16:24