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広島県呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニック

呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニックでは、歯科口腔外科・小児歯科・審美歯科・インプラント・レーザー治療など幅広く対応します。

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オートファジー(AUTOphagy)

オートファジーは「自ら(auto)を「食べる(phagy)」という語源からきており「自己貪食」と呼ばれてます。細胞内での恒常を
保つ働きがある。細胞内での異常なたんぱくの蓄積を防いだり、過剰にたんぱく合成したときや栄養環境が悪化したときにたんぱく
のリサイクルや細胞内に侵入した病原微生物を排除します。生物の発生過程でアポトーシスや細胞内での癌化抑制にも貢献しています。
オートファジーの働きを活性化せるためには食べ過ぎないことです。16時間断食することで老化せずに痩せるようになります。
断食で16時間食事をとらずに栄養不足の状態にする→細胞が自己貪食(オートファジーが活性化)→病気予防、免疫向上する。
2023年02月13日 16:44

重度歯周病と早産の関係

一般的に妊娠すると女性ホルモンが増え妊娠性の歯肉炎にかかりやすくなります。これは女性ホルモンであるエストロゲンが歯周病細菌の増殖を促進し歯肉を作る細胞がエストロゲンの標的になるからである。重度の歯周病をもった母親が妊娠中期になるとプロゲステロンが歯肉の毛細血管の拡張と血管の透過性を亢進させ炎症反応を増大させる。それらによって血管から集まってきた好中球やマクロファージが出す活性酸素や炎症性化学物質(炎症性サイトカイン、炎症性脂質メディエーター)が血行性に子宮に移動し子宮内で濃度が上昇し子宮頚部の拡張、子宮収縮し早産が始まります。特にIL1、IL6、TNFーαなどの炎症性サイトカインは脳の視床下部近くにある血管の内皮細胞に作用しPGE2(プロスタグランジン)の合成促進しこのPGE2(プロスタグランジン)が視床下部の体温調節中枢に作用し全身性の発熱を生じさせ陣痛促進作用がある。







 
2023年02月08日 10:41

BCGが本物のワクチン?

結核菌は好酸菌で好酸性被膜で被われ酸に強い。被膜で被われているから抗体できない補体で壊すことできないさらに好中球でも分解できない細胞の中で増殖する細胞内寄生微生物です。細胞内寄生菌として有名である。結核菌も化膿菌と同様にマクロファージに貪食されるのですが大胆なことに貪食細胞であるマクロファージの中で生き続けるのです。キラーT細胞では死なないのです。細胞性免疫の過程でTh1細胞やNK細胞によって産出されるIFN-γでマクロファージを活性化してランゲルハンス型巨細胞で細胞内の結核菌をやっつける。細胞や結合組織が固まった『肉芽腫』がマクロファージ結節として残る。これによってオフーターゲット効果によってウィルスにおいても全般的に感染予防が期待できる。
2023年02月02日 12:09

スマホ決済、クレジットカード決済が自由診療においてできるようになりました。

スマホ決済、クレジットカード決済が自由診療においてできるようになりました。VISA、master cardなどです。
2023年01月28日 08:47

糖尿病と歯周病

インシュリンは生体内で唯一血糖を下げるホルモンで血液中のグルコースを生体内に送り込み細胞はグルコースをエネルギーとして使ったり,脂肪やグリコーゲンに変えてエネルギー源として貯蔵する。糖尿病患者は、このインシュリンが不足あるいは作用が不十分なため血液中のグルコースを細胞に取り込めず血糖値が持続的に高い状態に維持される。1型と2型があり前者はインシュリンを作り出す膵臓のランゲルハンス島内にあるβ細胞に自己免疫働いて破壊され絶対数が足らなくなるものである。後者はインシュリンの出る量が少なくなって起こるものと肝臓や筋肉などの細胞がインシュリン作用を感じなくなりグルコースをうまく取り込めなくなって起こります。
症状はグルコースを細胞に取り込めないからエネルギー産出できない。そのため創傷を受けた場合細胞増殖できず殺傷治癒不全になる。血液循環不全により末梢が壊死に陥る。血管系に障害が起こり血管壁の破壊と治癒を繰り返すことにより動脈僻が瘢痕化、石灰化して硬化する。
網膜症、腎症、神経障害が三大合併症である。
糖尿病は高血糖が続くため白血球の低下により細菌感染にて歯周病を悪化させ、歯周病が糖尿病を悪化させる要因でもある。
重度の歯周病では炎症性サイトカインTNFーαがマクロファージから放出される。TNFーαは血中グルコースの細胞内取り込みを
阻害させる作用(GLUT4の発現抑制)がありインシュリンの活動抵抗性がある。又歯周病原性細菌が破壊され内毒素が血液中に入り込むと脂肪細胞や肝からTNFーαの産生を促進させる。肥満の人の内臓脂肪からTNF-αが多量に分泌されている。歯周病は口腔領域の病変でなく全身的な疾患を起こしやすくしている可能性が高い。糖尿病の合併症である虚血性心疾患や脳梗塞は歯周病がこれらを悪化あるいは起こしやすくしている可能性がある。
歯周病が口腔感染症で糖尿病は高血糖症もしくは糖毒症である。
2023年01月26日 04:19

白板症

白板症は皮膚疾患と関連のある病変あるいは既知の疾患によるもの、すなわち扁平苔癬、白色海綿状母斑、乾癬などを除いた口腔の灰白色病変に用いられる。「摩擦によっても除去できない白斑で,ほかの診断可能な疾患に分類できないもの」
全身的因子はビタミンA不足、エストロゲン欠乏、過コレステリン血症など局所的因子としてたばこ、義歯による刺激、尖った歯異や歯の位置異常による外傷などが考えられる。
40代の男性に多く好発部位は頬粘膜と歯肉、舌である。臨床所見は多彩な像を示し大きさも色々である。色も白みがかったものから灰白色な色もある。
治療は局所的因子のあるものは除去する。薬物はビタミンAの投与、切除。最近はレーザー治療も有効である。予後は慢性の経過をとり長期に存続することが多い。白板症から癌に移行
することがあるため経過観察が必要です。いわゆる前がん病変である。
 
2023年01月20日 17:51

口唇ヘルペス

単純疱疹ウイルス(hsv)によって口唇に病変が生じた場合を言う。口腔領域で最も多くみられるウイルス性疾患で、人口の30%程度罹患するといわれている。20~30歳に多く再発性である。症状は口唇粘膜皮膚移行部ないし近接する皮膚に直径1~3mmの周囲に紅斑を伴う水泡として見られる。水泡は破れて糜爛となり痂皮で覆われている。治療はレーザー治療と抗ウィルス製剤(バルトレックスなど)内服処方。
 
2022年12月26日 18:14

web予約開始します

businessのDX化に伴い近日中にweb予約開始する予定です。クリニックのホームページあるいはスマホのグーグルマップから24時間いつでもweb予約できます。
2022年12月21日 04:44

口腔バイオフィルム感染症(歯周病、歯科疾患)

口腔感染症は咬合不全(咬合性外傷)などにより歯茎などの歯周組織などが傷つき1次的に外傷性の炎症がおき2次的に細菌感染することです。その他虫歯も歯と歯の隣接面など
亀裂やクラックがおきそれに細菌感染し同じく口内炎も同様です。これらはまず咬合のコントロールと細菌の塊であるプラークコントロールの両側面から考えなくてはいけません。
まず1咬合調整(部分的に補足して均等な接触関係を構築する。2欠損部はクラウンやブリッジによる咬合関係適正化)3咬合再構成治療などの咬合コントロールと予防的なブラッシングと治療的なポケットの細菌除去です(皮膚科用レーザー等)。細菌除去できたかどうかを調べるには口腔細菌定量検査(細菌カウンター)を用い6か月に1回の割合で感染症サーベラスレポートを報告します。これらは皮膚や舌などを含めた口腔全体の管理を行うために必要です
2022年12月15日 10:56

唾石症

唾液腺あるいはその導管内に結石が生じる疾患を唾石症という。唾石の発生は80%以上が顎下腺あるいはワルトン管に診られ舌下腺、耳下腺および小唾液腺はまれである。
通常は片側性に生じるが1個のことが多い。大きさは米粒大からピーナツ大のものが多い。表面は黄白色で顆粒状を呈する。成分はリン酸カルシウムが主体である。
臨床所見は食事中の顎下腺の腫脹、疼痛であることが多い。ときに放散性の激痛が生じる。(唾仙痛)停滞、貯留した唾液あるいは唾石そのものが感染源となり可能性炎が生じた
場合は顎下腺炎や口腔炎が診られる。炎症が波及した場合は口底蜂窩織炎が惹起される。消炎後に摘出する。
2022年12月15日 10:55

呉市広駅前|歯医者

小早川歯科口腔外科クリニック

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