口腔機能不全症(後天性)
咬合不全症とは上下の嚙み合わせがかみあわなくてきていろいろな症状が出てきます。咀嚼機能(咀嚼能力の低下)審美障害、構音障害,顎発育障害、虫歯歯周病顎関節症,外傷(咬合性外傷)、口内炎、舌痛症、口唇粘液嚢胞、舌癌などの腫瘍の原因にもなります。
これらのうち患者様が歯科クリニックを受診する理由は虫歯や歯周病があるがある場合だけとお考えの方が大部分であると思われます。
しかしながら実際には嚙み合わせが悪いことでいろんな問題をかかえる患者様が非常に多いのが現状です。
嚙み合わせは上下の歯の接触関係といえますがもともとすべての歯が均等に接触し整合性のとれた理想的なかみ合わせの人はまれです。
また嚙み合わせが悪いにも関わらす自覚していない人がほとんどです。不良な咬合関係を放置すると下顎の位置がずれて顎関節の位置も
変化し夜間睡眠中に咀嚼筋が異常に緊張するため様々な歯科的問題が発生します。
2022年12月07日 08:41