下口唇粘液嚢胞
発生部位はほとんど下口唇である。犬歯相当部の前庭部に直径5mm~10mm程度の柔らかい半球状の腫瘤として発現する。表面は正常粘膜でおおわれている。表在性でややあかみの粘膜色を呈したり、あるいは琥珀色の内溶液が透けてみえることがある。内溶液はやや粘稠で淡黄色透明である。嚢胞が比較的深部にあるときは、やや暗紫色
である。疼痛はない。放置すると。つぶれてしまうことがありますが摘出しないと再発する。その際に周囲の小唾液腺を含めた摘出が勧められる。レーザー等の照射も結構
効果的です。
2022年12月15日 09:27