扁平苔癬
皮膚、粘膜の慢性の炎症性角化病変で口腔では頬粘膜が好発部位で両側性に発現することが多い。患部粘膜はやや浮腫状で発赤しそこにレース状あるいは盲目状の白色状の紋様がみられる。患部表面はやや粗造で糜爛が診られることもあり、無自覚のこともあるが、違和感,灼熱感あるいは香辛料や調味料による刺激痛などが自覚されることが多い。また軽度の
自発痛が診られることもある。白板症との鑑別が必要で病理組織的診断が必要である。治療方はステロイド薬(デキサメタゾン)。CO2レーザー治療。
2023年04月13日 05:59