妊婦・授乳婦への歯科口腔外科的注意
妊婦に診られる口腔内の異常はエストロゲンの増加によるものが多いが口腔内の不衛生によるものが多い。妊娠性口内炎がもっとも影響を受けている。治療の時期は安定期がいいとされている。又妊娠中は口腔ケアは胎児のためにも必ずすべきである。治療において注意すべきことは放射線と麻酔と投薬である。放射線は妊婦よりも胎児中心に考えるべきですが現在はデジタルになり被ばくは少なくなりさらにプロテクター装着すれば問題ないでしょう。次に局麻は血管収縮剤の注意が必要である。子宮血管の収縮により胎児への血行障害、無酸素症があるがシタネストで対応できる。投薬は鎮痛薬は塩基性のものがよいとされている。
2024年06月20日 06:21