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広島県呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニック

呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニックでは、歯科口腔外科・小児歯科・審美歯科・インプラント・レーザー治療など幅広く対応します。

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精神科、神経内科の歯科的口腔外科的注意

大きく分けて1神経症2統合失調症と類似疾患3躁鬱病4てんかん5自閉症スペクトラム障害がある。神経症には1)不安状態2)ヒステリー3)心気症状4)恐怖状態5)抑うつ状態がある。それぞれ注意したいのは不安状態では動悸、呼吸促進、頻脈、めまい、血糖、血圧が上がりやすいので特に麻酔で注意が必要である。ヒステリー状態では自己顕示欲が強い人感情の未熟な人に多い。信頼関係を築く必要性あり。心気症状では自分の健康状態に異常なほど関心を持ち続けている状態である。歯科処置により新たに症状を引き出したり移動させないようにする。恐怖症は脅迫観念が特定の対象に集中するため打消しが難しい。不潔観念や癌ノイローゼがある。舌痛症もその一つである。抑うつ状態では何らかの精神的な原因により生ずる抑うつ状態で口腔乾燥症や咬合不全もあるので注意が必要である。2統合失調症は思考障害、感情障害,行為障害、人格変化や幻覚や妄想がある。これらの患者さんは投薬がなされているので疼痛閾値が高く反応が鈍いので麻酔や切削はしやすい。この場合は近親者に説明の必要性あり。類似疾患としてパラノイアは過度に疑い深い状態で安易な気持ちで歯科処置すると怖い部分がある。さらにゼネストパチーがある。これは口の中に虫がいたり歯の中に糸があるから取ってくれという訴えである。躁うつ病は躁病にかけては爽快気分が亢進し考えが定まらない(観念奔逸)歯科処置での注意点は治療費支払いに関する場合が多い。通常では我慢できる痛みでも大騒ぎする場合が多いので注意が必要である。うつ状態では抑うつ気分と思うようになり考えがまとまらない。(思考抑制)うつ状態での唾液分泌低下と抗うつ剤のため口腔乾燥と判断力低下のためよく噛めるかの判断力がつかないため積極的に処置は行わない方がいい。なお抗うつ剤にはアドレナリン効果があるため無添加の局麻を選ぶべきである。てんかんは意識喪失、知覚障害、運動障害、自律神経障害が発作性に生じ一過性に短時間反復する発作を主徴とする異常症候群である。歯科処置では不安や痛みを与えない。治療椅子において光を目に入らないようににする。またタービン音も誘発因子になるので治療時間も短くする。万が一治療中に発作が起こった場合は水平位のまま低くし頭を強打しないようにし痙攣に伴って胃内容物の吐物をかきだしてやらなければならない。




2024年06月20日 06:27

呉市広駅前|歯医者

小早川歯科口腔外科クリニック

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