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広島県呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニック

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腎炎を加療中、または繰り返す患者が来た時の歯科口腔外科的処置

腎炎は糸球体腎炎と腎盂腎炎があるが歯科外来患者としては慢性期の患者で生活管理、食事療法、薬物療法を主とした治療中の患者が多い。
【慢性糸球体腎炎】糸球体基底膜の抗原抗体反応によって発症しびまん性に広がり、組織障害並びに腎機能障害を起こす非特異的な炎症で慢性に経過する腎疾患である。臨床症状により腎炎型、ネフローゼ型、高血圧型に分類される。(症状)蛋白尿、血尿、高血圧、浮腫(治療)慢性糸球体腎炎は病期により異なるが基本的に生活管理や食事療法が中心。固定期は運動制限で進行期は食事制限で高血圧型では塩分制限ネフローゼ型では塩分と水分制限と十分な蛋白を与える。末期状態では高血圧、心不全、貧血などの対処療法。免疫抑制剤、ステロイド、降圧剤、強心剤、抗凝固剤、非ステロイド系抗炎症剤が使用される。
歯科口腔外科処置を円滑に行うには固定期は問題ない。進行期には口腔内の感染症など口腔ケアや抗生剤の十分な投与が必要である。特にネフローゼ型では浮腫と低蛋白があるので感染に気をつける。末期状態では高血圧、心不全、貧血、出血傾向が出てくるので顎骨炎、智歯周囲炎、蜂窩織炎などは腎毒性の少ない抗生剤(マクロライド系、セファロスポリン系)を選択し内科主治医に紹介する。


 
2024年08月09日 02:57

呉市広駅前|歯医者

小早川歯科口腔外科クリニック

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