歯根嚢胞と歯根端切除術
(適応症)➀歯内療法の予後不良②歯根嚢胞が大きい場合③セラミック、ジルコニアなどで外せない場合④ポストが入っている場合⑤根管が曲がっているもの。⑥リーマが折れて取れない場合などがある。(症状)口腔領域でもっとも頻度の高い嚢胞で感染根管や外傷(咬合性外傷)により歯髄の失活したものが多い。根尖部歯肉の炎症性腫脹や疼痛で来院する場合が多い。大きさが歯冠大になると骨隆起や羊皮紙様感が出現する。
(術式)根尖病巣が小さい場合は感染根治療により治癒する。立て切開が歯肉がきれいになる。根治の際に【PAS法】
(再発)術後再発が起きる場合は嚢胞が取り切れてないか咬合性外傷がある場合。万が一再発した場合は開窓療法【副腔形成法】が有効。
2024年08月09日 04:00