上唇小帯、舌小帯切除術
口腔領域には上唇小帯、下唇小帯、上下顎左右の頬小帯、舌小帯がある。口腔前庭にある上下唇小帯は唇側の運動範囲を制限している。固有口腔にある舌小帯は舌の前進、後退を調節する動きを行っている。臨床的に多くみられるは癒着と短小短縮と肥大である。【小帯の異常な障害】頬小帯発音障害、哺乳障害(子供)嚥下障害、正中離開などの歯の位置異常、歯周病、義歯の不安定化などがある。特に子供成長発育において上顎の前歯部の萌出遅延の場合に有用である。舌小帯は舌運動制限により乳児期では哺乳障害、嚥下障害幼児期に構音障害になる。
【処置】炭酸ガスレーザー治療により出血、縫合、疼痛も少なくなった。
2024年08月24日 04:59