舌咽神経痛
舌咽神経痛は舌後方三分の一や咽頭部の感覚を司る舌咽神経に生じる神経痛である。嚥下痛が主訴である場合と大開口時痛が主訴の場合がある。(痛みの部位)舌咽神経の支配領域である舌後方三分の一、耳(鼓膜)下顎角、咽頭部にかけて発現します。(誘発因子)疼痛発作はあくび、嚥下などの顎運動によって誘発され「大きく口を開けると痛い」あるいは食べ物の味刺激や冷水で食事時に疼痛発作を生じるため「食事をすると顎が痛い」こともある。嚥下、顎運動、味刺激で激烈な疼痛が生じるため、一切の飲食をやめる患者もいる。疼痛誘発試験として舌後方三分の一に食酢を塗布すると発作が生じることがある。治らない場合は喉頭蓋窩血管減圧術(ジャネット法)
2024年09月09日 16:07