BNPホルモン
筋肉から分泌されるマイオカインというホルにモンの存在に注目が集まっている。筋肉の一種である心筋もまたホルモンを出している。その代表選手がBNPホルモンである。BNPホルモンを分泌するのは心臓から血液を送る心室の心筋。心室が強く引き伸ばされるようなストレス(伸展ストレス)が加わると心筋細胞内で遺伝子が読みだされて速やかに分泌が始まる。「BNPホルモンは腎臓に働きかけNaの排出を促したり血管を作る平滑筋に働きかけて血管を拡張させたりする。血管を上げるホルモンや交感神経の活動を抑えて心不全にならないようにセーブします。」BNPは過剰な水分の排出(Naの排出)や血圧を下げたりすることにより、心臓に加わる負担を減らしている。
2024年09月24日 08:53