不定愁訴
【虫歯ではないのに現れる歯の症状】 1熱いもの、冷たいものを食べたり飲んだりすると歯がしみる。2強く噛めない3噛 むと痛い4治療した補綴物や入れ歯がしっくりしなくて噛めない5歯肉から出血がある6歯ぎしりしたり食いしばりがある【口やあごなど顔面に現れる症状】 1口が開きにくい2舌や口の中を頻繫に噛む3口内炎4口角炎になりやすい5唾液が出にくい
【それ以外の肉体的な症状】 1首、肩が凝る2いびきをかく3片頭痛がする4頭の痛み、便秘、下痢などの胃腸障害がある
これらは不定愁訴と呼ばれている。かみ合わせ不具合(咬合不全)からなることが多いです。かみあわせがいいと嚙むこと並んで呼吸のたびに脳に良い刺激を与えている。つまり呼吸のたびに背骨がたわみ、後頭骨が振動し蝶形骨が揺さぶられるという一連の動きによって脳の視床下部や脳下垂体に良い刺激が与えられているのです。これらは自律神経や内分泌の機能を左右する重要な器官である。不定愁訴はかみ合わせの(咬合不全)の不具合により顎や後頭部の筋肉が緊張し、くびや肩、背中などがこって硬くなってきます。筋肉が硬くなれば背骨の柔軟なたわみがなくなり後頭骨や蝶形骨の動きが止まり脳によい刺激が伝わらなくなります。従っていやな刺激が伝わり自律神経や内分泌機能が狂ってきます。自律神経は体温、呼吸、血圧、消化など生理現象を司っており自分たち意志ではコントロールできない神経です。緊張や興奮を引き起こす交感神経と緊張を解いたり穏やかにする副交感神経のバランスで成り立っていますが、このバランスが崩れると自律神経の支配下にある臓器の働きが低下し上記にある様々な不定愁訴の原因になります。
2024年11月09日 19:40