親知らずの考察
18歳から20歳ぐらいに生えて来つつある親知らずであるが咬合が悪くなる可能性があるため抜歯する傾向にあるが親知らずも非炎症性の親知らず、炎症性の親知らず、虫歯のある親知らずとあるがこの中で一番痛いのは炎症性の親知らずである。さて何故痛みが起こるかというと下顎親知らずが最後に生えることによりちょうどあおり運転見たく前方に押してくることにより傷害性咬合になりやすく親知らず(8番)の最後の歯(7番)が側方運動起こすことにより衝突することで摩擦が起こり7番8番はクラックが生じ虫歯に発展する可能性があるが虫歯にならなければ半埋伏歯となり歯肉周囲組織が炎症となり痛みを生じる。これが智歯周囲炎となる。この場合初発の場合は理想的予防咬合に戻して消炎を試みる。治らなければ抜歯しなければ治らない。この際いきなり親知らずを抜歯すると一番最後臼歯(7番)が後方にずれて痛みが出る場合があるので気をつけなければならない。非炎症性の親知らずも抜かない方がいい場合が多い。(もちろん人によって咬合が違うので例外もあります)
2025年04月10日 04:34