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広島県呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニック

呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニックでは、歯科口腔外科・小児歯科・審美歯科・インプラント・レーザー治療など幅広く対応します。

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心疾患患者の歯科口腔外科的処置

心疾患を有する患者うち重症患者の場合は抜歯は禁忌とされているが慢性の心疾患を有し通院が可能な患者さんの場合は必ずしも抜歯が禁忌とはならない。しかし抜歯等の観血処置により不慮の事故が起こりやすいものとしていくつかの注意が必要となる。抜歯に関しては疾患の憎悪を助長するような精神的緊張や疼痛によるストレスを与えないよう表面麻酔を用いるようにする。エピネフリン、ノルエピネフリン含有等の血管収縮薬添加の局所麻酔剤は不整脈が起こりやすいので、オクタプレシン添加のものを用いりたい。さらに血圧、脈拍数、呼吸数、体温などのバイタルサインはチェックの必要性あり。狭心症は発作誘発の危険性をはらむため内科医と連携しニトログリセリン舌下錠や酸素吸入の準備をしておく。心筋梗塞の場合は発症後、最低6か月は抜歯を避け、内科主治医の適切なアドバイスのもとに抜歯に踏み切るような注意深さが必要である。先天性心疾患の場合はチアノーゼや心不全を認めない限り抜歯は行ってよい。ただし抜歯後の菌血症などにより心内膜炎を発症する可能性があるので抗生剤の術前、術後の投与が必要不可欠である。心弁膜症患者で人工弁置換術を受けている患者ではワーファリンなど抗凝固剤を投与されていることが多く抜歯後止血困難な場合が多く抗凝固剤をストップする場合もある。困難な場合はスポンゼル、オキシセルなどを使用し縫合の必要性あり。それでも止まらない場合はサージカルパックやシーネを用いるとよい。ペースメーカー植え込みの不整脈患者は異物であるため予防的抗生剤投与が必要である。その際電気メスの使用は禁忌である。
2025年04月16日 16:27

呉市広駅前|歯医者

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