歯の処置がもたらす恐ろしい未来
歯が痛くなって歯医者に行く人がほとんどですが痛みをとるために言われた通りの処置を行いますがそれが何故痛むのか?知らないまま神経をとったり歯を抜いたりして痛みをとることが患者さんにとって当たり前のように思われますが実はそれが後々また再発したりあるいは他の箇所が痛みとなったりすることありませんか?痛みをとるためにその歯を処置すればするほどその歯の機能が衰えてきます。それは技工操作により歯の形が変わることによりかみ合わせが少しずつ変化するためである。口腔の環境は人によって違うため咬みあわせも年々少しずつ変化をきたすことにより変わってきてさらに処置した歯の咬合がズレることによりを傷害を生ずるようになり歯周病やマイクロクラックや歯の破折をきたすことになる可能性を秘めている。(病態変化)また神経をとったところが何回も悪くなりませんか?これは保険治療が従来傷害保険のために原因をつきとめないで歯の痛みをとること(不可逆的処置)に組み立てられているからである。予防や長期的な視点に基づいた治療に対応出来ていない側面があります。つまり痛みをとる処置の繰り返しになり結果抜歯に至るのであります。痛みは炎症における自己防衛であり仮に痛みが取れても病気は治っていない。従って病気を治すには原因を追究して予防と治療を組み立て歯科医院で定期的に歯や歯周組織、咬合、顎関節(接触する箇所)などをチェックし必要に応じて傷害となりうる咬合(頬を噛んだり舌を噛んだりする)を処置して歯を予防する方針と生活習慣を身に着けることが大事である。保険的には2002年からSPT(Supportive Periodontal Therapy)補管理的歯周治療が保険治療のメインテナンスとして適応になりました。つまり予防ー無傷害性咬合処置ー治療(プラークコントロール、オクルーザルコントロール、リハビリテーション)。定期的受診による歯周組織や咬合変化の維持管理は発病の進行を阻止し治療効果を最大限に活用することで継続的に患者の維持管理にあたることになる。
2025年04月28日 18:31