線維筋痛症
線維筋痛症とは慢性疼痛と様々な随伴症状を特徴とする原因不明の疾患である。原発性のものとリウマチ性疾患に続発する二次性のものに分けられる。【性差】40歳~50歳代の女性に好発。【要因】ウィルス感染、外傷、手術などの外的要因と離別などの心理的要因がある。【症状】全身痛(3か月以上持続)こわばり随伴症状として疲労、倦怠感、うつ、不眠、目まい、ドライマウス、逆流性食道炎、しびれ、過敏性腸症候群【病態】脳の機能障害により下行性疼痛系抑制系が減弱し上行性痛覚伝導路も亢進し痛みが増強する。【治療】プレガバリン®リリカ、抗うつ剤デュロキセチン®サインバルタ、オピオイドトラマドール、ストレッチ水泳など運動療法
2025年05月30日 14:01