マグネシウム
マグネシウムは生命の維持にとても重要な役割を担う栄養素である。不足すると大病を招く恐れがあります。マグネシウムは体温や血圧、ホルモン分泌の調整、筋肉の収縮を助け、体内にある300もの酵素の働きを保つ働きがあります。不足すると筋肉や心臓の機能に影響がおよび、それが不整脈として現れたり、筋肉のけいれんとして現れたりします。様々な体内の調節に係るマグネシウムが不足し続けると、高血圧や心筋梗塞などの血管の病気そして糖尿病などの生活習慣病にもなりやすくなる。実際マグネシウムを多く接種している人は心筋梗塞など発症するリスクが3~4割低いというデーターが明らかになっています。またマグネシウムの50~60%は骨に吸収されて貯蔵されています。体のマグネシウムが足りなくなると体は骨からマグネシウムを取り出し量を保ちます。この時一緒にカルシウムも一緒に出ていくため骨粗鬆症になる可能性もあります。マグネシウムは体内で作ることができないので食べ物で補う必要性があります。マグネシウムは海藻類や豆類、しらす干し、浅利といった魚介類です。特に豆腐は理想的なマグネシウム補助食品である。サプリメントはあまりとりすぎると高マグネシウム血症になり血圧低下をきたします。なおマグネシウムを取るときはカルシウムも同時にとりましょう。
2025年07月16日 08:58