ビタミンD
ビタミンDには細菌やウイルスをやっつてくれる特殊な蛋白(抗菌ペプチド)を作る働きがあります。生物の体には外敵から身を守るためのバリア機能がありますがその一つが抗菌ペプチドです。ビタミンDが不足するとバリア機能が衰えるので病気にかかりやすくなります。他にもCAの代謝を助け血中のCA濃度を一定に保つ働きがあります。「クル病」もその一つであります。大人の場合は骨粗鬆症の原因になります。特に閉経後の女性や高齢の方は注意が必要です。他にも癌や糖尿病などの生活習慣病にもかかりやすくなります。この場合活性型ビタミンDは紫外線浴びることにより体内で合成できます。なおサプリメントのビタミンDの過剰摂取は注意が必要です。脂溶性だから尿で排出しません。高カリウム血症や腎障害を起こすからです。
2025年07月16日 08:59