帯状疱疹ワクチン
65歳以上になると免疫が低下しやすくなるので小さいごろ水疱瘡かかった人は出やすくなるのでワクチンの必要性があります。ワクチン接種は2種類あります。①不活化ワクチン®シングリックス【効果】1年後約90%以上の発症予防効果5年後約90%10年後70%【接種回数】2回筋中2か月間隔【料金】20000~25000×2②乾燥弱毒生水痘ワクチン®ビケン【効果】1年後67.5%5年後37.2%【接種回数】1回【料金】7000~10000帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスというヘルペスウイルスの1種によって引き起こされる疾患です。水痘と帯状疱疹という異なる疾患です。一度水疱瘡にかかると神経節に潜伏し一生神経節にウイルスは眠ってます。老化とストレスと免疫低下あるいは脱水などでウイルスが再活性化して神経を辿って皮膚に現れ水疱を形成する病気を帯状疱疹、帯状疱疹後神経痛といいます。神経が炎症に巻き込まれ強烈な痛みになります。ちなみに口唇ヘルペスは単純ヘルペスウイルスによる単純疱疹で機序は同じですが違う疾患です。一番厄介のはRAMSAY-HUNT症候群であります。顔面神経で活性化し内耳神経を巻き込むことで起こります。顔面神経麻痺、耳の痛み、耳介の水疱が特徴です。片方の耳が腫れて痛くなり水疱ができて同じ側の口角が上がらなくなり眼も閉じにくくなります。難聴や目まいや口蓋や舌に水疱が出来たりします。抗ウイルス薬だけでなくステロイド治療が必要となります。
2025年07月24日 12:10