⑭心不全の薬
心不全(不完全)⇒心臓ポンプ機能低下⇒血液循環が正常に行われていない。(心臓が疲れている。心臓そのものが障害されている。【原因】①ポンプ機能の低下⇒心収縮力を上げる。ポンプ機能を上げる。
②戻ってくる血液を処理できない。⇒前負荷の軽減(血液量を減らす)
③動脈の血管が狭い⇒後負荷の軽減(血管を拡げる)
1⃣ポンプ機能を上げるには?心臓をどうやって収縮させるか?CA2+が必要。【強心薬】①β1刺激ドパミン、ドブタミン、デノパミン
②PDEⅢ(ホスホジエステラーゼ)阻害薬オルプリノン、ミルタノン
③トロポニンcとCA2+を結合ピモベンダン
【強心配糖体】ジゴキシン心筋が弛緩するときにNA+ポンプがある。NA+ポンプ阻害⇒細胞内NA+が増える⇒NA+ーCA2+交換系抑制⇒細胞内CA2+濃度上昇⇒心収縮力上がる
2⃣前負荷軽減(循環血液量減少)・・・・①ACE阻害薬、ARB・・・アルドステロン分泌抑制⇒血液循環量減る
②利尿薬・・・・体液量減る
③硝酸薬・・・血管拡張(静脈)仕事が楽。
3⃣後負荷・・・・・・・・・・・・・・・①ACE阻害薬、ARB・・・動脈の拡張
②硝酸薬・・・・・・・・動脈の拡張
4⃣β1遮断薬・・・・・・・・・・・・・カルベジロール、ビソプロロール⇒心収縮力↓⇒心拍出量低下⇒静脈に帰る血液量↓⇒負担↓ β1刺激薬(心臓強くする)とβ1遮断薬(心臓の負担軽減)
2025年08月03日 05:56