㉚制吐薬
嘔吐のメカニズム・・・・薬物、細菌の毒素、脳脊髄中の代謝物質によりCTZ(化学受容器引き金帯)に刺激がいくと延髄の嘔吐中枢にて嘔吐する。CTZにはNK1(ニュウロニン1)、D2(ドパミン)、5-HT3(セロトニン)の受容体がありそれらを遮断すれば治まる。嘔吐中枢にもNK1(ニュウロキニン)H1(ヒスタミン)受容体あり特に内耳神経からH1の受容体にいく場合あり(酔うと吐き気がある)1⃣D2(ドパミン)受容体遮断薬・・・・メトクロプラミド®プリンペラン、ドンペリドン®ナウゼリン2⃣5-HT3(セロトニン)受容体遮断薬・・・・・グラニセトロン、オンダニセロトン、アザセロトン・・・・抗がん剤の予防
3⃣NK1(ニュウロキニン)受容体遮断薬・・・・・サブスタンスpを刺激すると嘔吐する。アプレピタント。
4⃣H1受容体遮断薬・・・・内耳神経からH1刺激によって嘔吐する。(乗り物)ジフェンヒドラミン®レスタミン、プロメタジン
2025年08月20日 18:36