㉛緑内障の薬
【原因】眼房水が溜まると⇒眼圧が上昇⇒視野が欠ける(視野障害)⇒成人の失明原因【治療】①毛様体上皮で眼房水産出を抑える。②主として線維柱体(シュレム管)副としてブドウ膜、強膜にて眼房水流出を促進させる。これらは自律神経とかかわるから遮断させる薬を用いる。①毛様体上皮ではβ↑流出しやすい、α2↓流出しにくい、CA(炭酸脱水素酵素)②ブドウ膜、強膜ではα1↑(流出しにくい)α2↑(流出しやすい)、β↑(流出しやすい)シュレム管ではM3↑で収縮し出やすい。(房水産生抑制薬)1⃣β遮断薬・・・・チモロール、カルデオロール、レボプロロール、ベタキソロール、*二プラジロール(α1、β遮断薬)二刀流。 2⃣α2刺激薬・・・・アプラクロニジン、ブリモニジン(両方とも流出)
3⃣CA炭酸脱水素酵素阻害剤・・・・ドルゾラミド、ブリンゾラミド、アセタゾラミド(内服)
(房水流出産生薬)4⃣PG(プロスタグランジン製剤)・・・ブドウ膜、強膜のFP受容体に作用して房水流出促進させる。ラタノプロスト、トラボプラスト、タフルプラスト、ビストプラスト
5⃣α1遮断薬・・・・・・ブナゾシン
6⃣交感神経刺激薬・・・・・β2刺激⇒房水流出↑α2⇒房水産生↑房水流出↓・・・・ジピぺフリン
7⃣副交感神経刺激薬・・・・・M3を刺激すると毛様体筋収縮するから線維柱体、シュレム開く。流出↑・・ピロルカルビン 8⃣Rhoキナーゼ阻害薬・・・筋肉収縮するのを抑える。・・・・リパスジル(新薬)
2025年08月22日 11:48