アンチエイジング②心臓
心臓の役割は全身に血液を送り出すポンプ機能があります。そんな心臓も老化します。まず直接的に心臓を弱らせるのが血管の老化。代表的なものは「動脈硬化」です。喫煙や塩分の摂りすぎで(コレステロール、歯周病)動脈硬化が進むと全身の血管が硬くなります。血管は本来柔らかくできてますが柔軟性を失うと心臓の打つ拍動の衝撃が血管壁に吸収されずそのまま血管に跳ね返ってきて心臓自体が損傷し心収縮力が落ちポンプ機能が低下します。又血管が硬くなると全身に血液を送り込めなくなるので心臓に負担がかかる。血圧も高くなる。(後負荷)また血圧が高まると心臓にさらに強い負荷がかかりそれでも心臓は頑張って拍動を繰り返すので心臓を構成する「心筋細胞」という細胞が大きくなり心臓全体が大きくなります。いわゆる「心肥大」です。これも老化現象です。これらもポンプ機能が低下します。これらが「動悸」「息切れ」の症状がでます。あとは心筋症、高血圧、弁膜症、心筋梗塞があります。さらに心臓は血管を通じて全身のあらゆる臓器に影響を及ぼします。中でも腎臓との関係です。腎機能が低下するとホルモンバランスが崩れて血液循環量が増えて高血圧になり心臓に負担をかけ続けます。その結果心不全のリスクが高まりその結果心機能の低下を招き逆に腎臓のろ過装置への負担を高めまた心拍出量が低下するとことで腎臓への血液循環量が減少するなど腎機能の低下を招くことになります。【心腎連関】以上は薬で治すこと以外は「運動」と「食事」である。運動は軽く歩いたり、ジョギングなどは血圧を安定させたりコレステロールや血糖値を落ち着かせるエヴィデンスもあるみたいです。食べ物は「緑色と茶色のものを食べる」EX)野菜、穀物、ナッツ等、魚、果物です。「白いものを避ける」白米より玄米。パンよりフルーツ。
2025年08月30日 06:40