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広島県呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニック

呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニックでは、歯科口腔外科・小児歯科・審美歯科・インプラント・レーザー治療など幅広く対応します。

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⑪悪性リンパ腫

悪性リンパ腫はリンパ球系悪性腫瘍でリンパ球が癌化し増殖して腫瘤を形成する疾患である。多くはリンパ組織(リンパ節、扁桃)に発生しますがリンパ節以外の組織からも発生する。【原因】染色体異常が腫瘍化に重要な役割を担っている。EBウイルスやピロリ菌、HTLV-1など特定の病原体との関連を認めるリンパ腫もあります。【分類】ホジキンリンパ腫とB細胞リンパ腫、T/NKリンパ腫【症状】初発症状として最も多いのがリンパ節の腫脹である。無痛性で弾性硬である。口腔内の扁桃や口蓋に腫瘤を形成することも稀ではありません。ホジキンリンパ腫では頸部リンパ節から隣接するリンパ節へ進展するが非ホジキンリンパ腫では頸部、腋窩、鼠径部などあらゆる部位に非連続的にリンパ節腫脹を生じます。肝臓や脾臓の腫大、皮膚病変が診られることもあります。鼻腔に発生する節外性NK/T細胞リンパ腫では口蓋に容易に進展し潰瘍や腐骨形成を認める。【治療】①ホジキンリンパ腫・・・放射線や化学療法に感受性が高い。限局期・・・・化学療法(ドキソビルシン、ブレオマイシン、ビンブラスチン、ダカルバジン)(ABVD療法)+病変部30~36㏉の放射線、進行期ABVD6~8コース。(予後)限局期約90%進行期70%。②非ホジキンリンパ腫・・・・濾胞性リンパ腫では限局期では領域放射線療法で進行期では症状がなければ経過観察。CHOP療法(シクロホスファミド、ドキソルビシン、ビンクリスチン、プレドニゾロン)やCVP療法(シクロホスファミド、ビンクリスチン、プレドニゾロン)にリツキシマブ(抗CD抗体)R-CHOPやR-CVP。瀰漫性大細胞型B細胞性リンパ腫・・・限局症例ではR-CHOP3コース、放射線併用進行期R-CHOP8コース。【合併症と支持療法】免疫不全による日和見感染があるため予防を行います。肺炎予防と口腔カンジタ症に関しては抗真菌薬やST合剤。化学療法後の好中球減少に関してはG-CSFの投与を行います。
 
2025年09月29日 17:17

呉市広駅前|歯医者

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