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広島県呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニック

呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニックでは、歯科口腔外科・小児歯科・審美歯科・インプラント・レーザー治療など幅広く対応します。

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②口腔粘膜炎以外の口腔有害事象(癌化学療法患者の口腔管理・口腔ケア)

【歯性感染(発熱性好中球減少症との関連)】・・・白血球減少期には発熱性好中球減少症(FN)が高頻度に発生します。FNは500μL未満あるいは1000μL未満で500μL未満になる可能性ある状況下で1回の腋窩温が37,5°以上の発熱が生じ薬剤熱、腫瘍熱、膠原病、アレルギーなどの発熱の原因が除外できる場合とされている。FN発症には複数の感染症が疑われ歯性感染単独との関連を考察するのに困難なケースが多いのですが中等度~重度の歯周炎の治療を行いFNが減少したケースもたくさん見受けられます。白血病のみならず骨髄抑制で白血病減少を伴う抗がん剤あるいは放射線治療全般において、歯性感染巣はFNの原因となりえます。
【薬剤関連顎骨壊死】・・・悪性腫瘍時の高カルシウム血症、多発性骨髄腫による骨病変および固形癌骨転移による骨病変、乳癌の溶骨性骨転移等の治療においてビスホスホネート製剤(®オンクラスト®テイロック®ビスフォナール®ゾメタ)が用いられるケースがあります。この治療の副作用である顎骨壊死について注意が喚起されてます。又「多発性骨髄腫による骨病変および固形癌骨転移による骨病変」を適応とするデノスマブ®ランマークも副作用に注意が必要である。施行前に化学療法と併用する場合は歯性病巣の除去、口腔管理が重要になります。又治療切除不能な進行、再発の結腸・直腸がんに対してベバシズマブ®アバスチンが用いられるがこのような抗VEGF抗体は創傷治癒が遅れることから投与患者の手術において休薬期間が設けられている。
【味覚障害】癌化学療法を受ける多くの患者が味覚障害を訴えることが多い。しかし3~4週間経つと味覚が戻ることが多い。味覚障害の要因は抗がん剤の細胞毒性が味蕾の細胞や末梢神経に影響したり、味蕾が味を感知するには水分が必要ですが抗がん剤の副作用である口腔乾燥によりそれが妨げられたりすることで発症しているものと考えられている。
2025年10月29日 12:07

呉市広駅前|歯医者

小早川歯科口腔外科クリニック

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