ネット予約

広島県呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニック

呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニックでは、歯科口腔外科・小児歯科・審美歯科・インプラント・レーザー治療など幅広く対応します。

ホームブログページ ≫ ③がん化学療法中の患者の口腔管理の考え方 ≫

③がん化学療法中の患者の口腔管理の考え方

【歯科処置を行なうにあたって】骨髄療法を伴う癌治療を繰り返し行う癌治療で腫瘍細胞数と正常白血球の推移は1クール打つごとに腫瘍細胞は減り続けるが白血球は減ると又増える。その最下点のことを(nadir)といいます。造血能が低下し白血球や血小板数が最低値となっている状態をさします。nadirから血液像が回復し、次の化学療法開始まであるいは白血球数や血小板数が低下するまでの間が積極的に歯科治療を行う期間となります。
【歯性病巣感染の除去を目的とした歯科治療が困難な場合】可能な限りX線による口腔内の評価は行っておくべきである。口腔内感染巣の関与を知るために重要な判断材料になります。nadirの時期の感染の急性化にあたっては白血球数が低下しているので炎症所見に乏しく視診上見落としやすい状況にあります。又顎骨壊死のリスクがある薬剤が使用されている場合もX線を撮影しておくと場所がわかります。
【易感染期の口腔管理】易感染期の対応は口腔衛生指導がメインとなり主に慢性の辺縁性の歯周炎や智歯周囲炎を有しながらも骨髄抑制を伴う化学療法を受けている患者であればその急性化の予防の目的ともに口腔粘膜障害の発症、あるいはそれによる感染対策の一環としても口腔衛生管理を行う必要性があります。

 
2025年10月31日 10:20

呉市広駅前|歯医者

小早川歯科口腔外科クリニック

〒737-0142
広島県呉市広駅前1-8-11

TEL:0823-72-3041

受付時間:月~土
AM/9:00~12:30
PM/14:00~19:00
土曜午後の診察は17:00まで
休診日:木曜午後、日曜、祝日

モバイルサイト

小早川歯科口腔外科クリニックスマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら