頭頚部がん再発に免疫療法×がん治療薬
レーザー光を当て癌細胞を壊す「癌免疫治療法」(アルミノックス治療)。頭頚部がんを再発した患者たちに限られるものの、癌を狙い撃ちできる有効な治療として広がっている。【光免疫療法】と【免疫チェックポイント阻害剤】の組み合わせた治療法。頭頚部がんは口や鼻、喉に出来るがんの総称。癌治療は長らく外科手術、放射線治療、抗がん剤の3本柱だった。2012年分子標的薬、17年チェックポイント阻害剤。20年に光免疫療法。頭頚部がんの60%が進行がん。そのうち15~40%が再発しそうした患者の5年生存率は50%未満である。光免疫療法はがん細胞にくっつく抗体(特定の光に反応)と特定の光に反応する物質を含む薬剤を患者に点滴投与したn翌日に患部に特定の光を照射することでがん細胞を壊す治療法。光の照射時間は5分ほど。癌細胞をピンポイントでたたくため周囲の正常な細胞のダメージを最小限抑えられるメリットがある。頭頚部がんを対象に薬事承認され現在は手術で切除できないか、再発した頭頚部がんだけが対象。
2025年11月13日 12:10
