歯痛①歯髄の痛みと歯根膜の痛み
歯とその歯周組織のの痛みを歯痛という。象牙質・歯髄の痛み、歯根膜の痛み(歯槽骨)歯肉の痛みに分けられるが歯痛を代表とするものは歯髄の痛みと歯根膜の痛みである。問診の主訴の58%は歯痛であるがそのうち77%は歯痛である。そのうち急性歯髄炎や歯周炎のような明らかな痛みの他に、歯が気になる?咬みにくい、歯痛として感じられない痛みがあるなどです。①歯髄の痛みと歯根膜の痛み。痛みには自発痛と誘発痛があり刺激の種類によって冷刺激、温熱痛、化学痛などの体性痛である。それに対して特別な刺激を与えないで起こる痛みを自発痛という。虫歯などの神経傷害性の痛みである。1)歯髄の痛み・・・誘発痛もあるが炎症時には自発痛がある。痛みは間歇的に痛んだり止まったりする。疲労、空腹、睡眠不足など体調で痛みが強くなったり就寝などの体位の変化により強さが変わることが特徴である。①象牙質知覚過敏症②歯髄充血③急性歯髄炎④慢性歯髄炎2)歯根膜の痛み・・・歯髄の痛みより鈍く、歯根膜には圧痛があるので痛みの定位がよい。主に打診痛か傷害性咬合など咬合痛があり歯髄の痛みと違って痛みの強さが一定である。根尖性の痛みも辺縁性の痛みも変わらない。①急性辺縁性歯周炎・・・歯間乳頭の経度発赤と腫脹と歯髄炎は似た症状を起こす。歯髄炎と違い定位を示すことが多い。②急性根尖性歯髄炎・・・明らかな咬合性外傷や定位の良い持続性の鈍痛を訴える。
2025年12月16日 06:06
