チアノーゼがみられたら
チアノーゼとは皮膚や粘膜が暗紫赤色を呈する状態。血中の還元ヘモグロビン量、異常ヘモグロビン誘導体が増加することにより現れる。重症な低酸素症を意味する。口唇、口腔粘膜、鼻先、指先の末梢でみられ易い。何故ならメラニン色素が少なく、薄い表皮、毛細血管が豊富であること等の理由により毛細血管の色を反映するものである。健康な人でも寒冷や精神的に異常な緊張状態で現れることがある。【病態】還元ヘモグロビン値が5g/dl以上であることと異常ヘモグロビンによる。【原因】①呼吸疾患によるもの(呼吸障害)・・・気道狭窄、気道閉塞、肺胞低換気(鎮静法)慢性閉塞性肺疾患②循環障害によるもの・・・分離性と末梢性がある(両方ともSpO2低下)。分離性はファロー四徴症のような先天性疾患末梢性は血中の還元ヘモグロビンは正常で末梢に行くまで酸素を離して結果的に還元ヘモグロビンになってしまう。下肢静脈瘤,閉塞性動脈硬化症(ASO)、レイノー現象など。③異常ヘモグロビン・・・メトヘモグロビン血症(シタネストーオクタプレシン大量投与)この中で歯科治療中によるものは末梢性チアノーゼでショック、心拍出量減少、動脈、静脈閉塞、気道狭窄⇒原因の除去(吸引・印象剤の除去)⇒気道確保⇒酸素投与⇒点滴静脈路確保、各種薬剤投与。(BLSの必要性あり)
2025年12月20日 16:34
