高血糖・低血糖が疑われたら
【原因】①Ⅰ型糖尿病・・・インシュリンを合成・分泌する膵ランゲルハンス島β細胞の破壊・消失がインスリン作用不足の主要な原因。②Ⅱ型糖尿病・・・インシュリン分泌低下やインシュリン抵抗性をきたす素因を含む複数の遺伝因子に過食、運動不足、肥満、ストレス等の環境因子および加齢等が加わり発症する。③遺伝子異常や他の病気が原因の糖尿病・・・遺伝子異常、免疫異常、感染症、肝臓病などが原因で発症する。④妊娠性糖尿病・・・妊娠の影響で発症する糖代謝異常。【症状】①初期症状・・・多尿、口喝、多飲、全身の倦怠感、だるさ②代表的な急性症状・・・インシュリン使用の患者では低血糖ショックに注意が必要である。大量のヒア汗、手足の震え、動悸、意識障害の場合は低血糖ショック。③急性症状がみられる血糖値の目安。・・・1)低血糖・・・異常な空腹感(70mg以下⇒無気力、倦怠感(50mg以下)⇒ヒア汗、動悸(40mg以下)⇒異常行動や意識障害(30mg以下)⇒昏睡(20mg以下)2)高血糖(300mg以上)喉の渇き⇒吐き気嘔吐⇒激しい腹痛⇒呼吸困難、意識障害⇒昏睡。【低血糖対処法】①意識障害なし⇒空腹感、無気力、倦怠感⇒砂糖や飴玉を摂取。②意識障害あり⇒大量のヒア汗、手足の震え⇒低血糖(ブドウ糖投与。5%ブドウ糖500ml点滴静注。⇒応答がなくなってきたら(BLS)【歯科治療時の注意点】易感染性、創傷治癒不全、虚血性心疾患の問題がある。さらに歯科治療のストレスによる血糖値の変動や歯科疾患による摂食困難から血糖値コントロール不良に陥ることがある。歯周病は6番目の合併症だから治療的プラークコントロールの必要性あり。
2025年12月23日 09:24
