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広島県呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニック

呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニックでは、歯科口腔外科・小児歯科・審美歯科・インプラント・レーザー治療など幅広く対応します。

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②味覚

【味の種類】「甘味」ショ糖「塩味」食塩「酸味」クエン酸「苦み」キニーネ「旨み」グルタミン酸の5基本味がある。【味覚の受容】食物が口に入ると、咀嚼により唾液と混じった味質が舌表面の舌乳頭にある味蕾を構成する味細胞に到達する。味細胞の表面には味物質と結合する受容体が存在している。受容体に味物質が結合し相互作用が起こると細胞膜電位変化し脱分極が起こり味覚神経のインパルスを発生する。①舌乳頭・・・舌背を見るとぶつぶつ、ザラザラした構造がみられる。これが舌乳頭であり舌尖から糸状乳頭、茸状乳頭、有郭乳頭、葉状乳頭がある。このうち茸状乳頭、有郭乳頭、葉状乳頭は味蕾が存在するが糸状乳頭のみ味蕾がみられないため味は感じられず、触覚感じるのに役立っている。茸状乳頭はやや赤みかかっている乳頭で舌縁と舌尖に多い。これが多いとイチゴ状にみれる。有郭乳頭は直径1~3mmの一番大きな乳頭で舌分解溝にV字型に7~15個存在する。有郭乳頭の両側に葉状乳頭がみられ、横走する粘膜ヒダである。②味蕾・・・成人では9000個の味蕾を持っており70%が舌背、5%軟口蓋粘膜25%が咽頭から喉頭にかけての粘膜に存在する。味蕾は重層扁平上皮に40~100個の細胞が集まって玉ねぎ状の形をしており味孔を介して口腔内に連絡している。咽頭部の味蕾は水や二酸化炭素を介しており「のどこし」に関与している。③味細胞・・・Ⅰ型Ⅱ型Ⅲ型Ⅳ型に分けられる。Ⅰ型は味蕾細胞の70%しめ支持細胞として機能している。Ⅱ型は大型の細胞で味蕾の15~30%を占める。Ⅲ型が味覚受容の働きをしている。Ⅳ型は基底細胞で味孔に達していない。ここから分化していく。味蕾の寿命は2週間。④受容体・・・塩味と酸味はイオンチャンネル型受容体。甘味、苦み、旨みはG蛋白共役型受容体と結合する。受容体と味質が相互作用を起こすと膜電位の変化が起こりCA2+イオンが細胞内に流入することにより濃度が上昇し伝達物質が放出され味インパルスが興奮する。【味覚障害の機序】①受容器障害(味蕾細胞)・・・味蕾細胞の障害には外的要因と内的要因がある。前者は歯周病、舌炎、舌真菌症、火傷、外傷などがある。後者は亜鉛、ビタミン欠乏が関与しており味細胞のターンオーバーの延長により機能低下を起こす。②味覚神経障害・・・舌前方3分の2顔面神経の鼓索神経が支配しており茸状乳頭の血流や形状にも影響する。軟口蓋は大錐体神経が関与。舌後方3分の1は舌咽神経、咽喉頭は迷走神経の枝である上咬頭神経神経が支配している。ちなみに味覚ではないが知覚は舌神経前方3ぶんの2三叉神経の舌神経や舌咽神経が関与しており触覚、温冷覚、圧覚、痛覚などの体性痛。メンソールやカプサイシンによる温冷覚もこれらである。③中枢性障害・・・味細胞で受容した味刺激は味覚神経より伝達され第一次味覚中枢覚である延髄孤束核⇒視床⇒大脳皮質味覚覚野と情動・摂食行動を支配する辺縁系に連絡する経路がある。外傷性や血管性脳障害、認知症などで味覚が低下することがある。④味物質伝達障害・・・唾液量減少や舌苔の肥厚により味物質が味蕾に到達しないことで味覚障害が起こる。【味覚障害の原因】①突発性・亜鉛欠乏症・・・亜鉛の血清亜鉛値は70~130μg/㎗でこれ以下は亜鉛欠乏性。②薬剤性・・・高齢に多い。薬剤の亜鉛に対するキレート作用が一つの原因とされている。その他細胞破壊、細胞新生阻害、レセプター阻害、神経伝達障害。抗がん剤と循環器系長期服用。③全身性疾患・・・透析、糖尿病④心因性障害・・・味覚障害、口腔乾燥は精神的苦痛やうつ病などで起こりやすい。【味覚障害の治療】原則亜鉛内服療法を行う。ポラプレジンク®プロマック1g/日。鉄欠乏性には鉄剤。口腔乾燥症ではサリベート、ニザチジン(H2ブロッカー)心因的な場合は抗不安剤、抗うつ剤、SSRIを使用する。心因性と外傷性は予後が悪いとされている。
 
2026年01月28日 12:35

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