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広島県呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニック

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⑦ー2免疫の老化

【免疫の老化と個体の老化の関係】・・・免疫細胞が老化すると個体の老化は進行するのでしょうか?免疫老化促進マウスは成人するまで健康であったがその後急速に白血球数が減少し細胞性免疫や抗体反応も大きく低下し寿命が通常の半分以下に短縮しました。多くの臓器の細胞でも老化の指標であるP16の発現やDNA損傷の増加がみられました。「免疫細胞が老化すると個体の老化が進む」では逆に老齢マウスに若い免疫細胞を移植すれば個体の老化止められるのでしょうか?その組織では老化の指標であるP16を発現している細胞が減少しました。組織が若返ったということです。結果、免疫系が老化すると様々な組織の老化が促進されること、逆に免疫系を若返らすことが出来れば老化をやめて寿命を延ばせる可能性示しています。組織の老化細胞除去は免疫系に良い影響を与えるのでしょうか?感染する前にまたは後に薬剤による老化細胞除去を行うと炎症マーカーが減少し抗ウイルス抗体も増加し死亡率が低下しました。結論は「組織つまり個体の老化と免疫の老化は互いに促進しあっている関係なのです」【免疫老化は炎症を誘導し老化を促進】・・・免疫老化による免疫機能低下は感染症による抵抗性を弱める。免疫監視機能の働きが低下するために癌の発生が増加したり老化細胞が低下したりします。炎症が老化を促進し寿命を短くしているのです。これらの原因の一つがヘルパーT細胞の老化と考えられている。老化ヘルパーT細胞はヘルパーとしての機能は低下するのですがIL6、オステオオポンチン、IL21産生します。老化ヘルパーT細胞が分泌する炎症性物質は老化細胞が分泌するSASP因子の仲間である。オステオポンチンやIL21はB細胞を刺激して自分自身に反応してしまう自己抗体産生を促進すると考えられます。オステオポンチンやIL6などのSASP因子が慢性的脂肪炎症を引き起こしインスリン抵抗性などの生活習慣病の原因になる可能性があります。加齢によって炎症を起こしやすいM1型マクロファージが増えM2型マクロファージが減ります。老化細胞もSASP因子を放出し老化ヘルパーT細胞によって加速されます。こらによっておこる免疫老化に不随する慢性炎症は心臓血管疾患、動脈硬化、癌、糖尿病、慢性腎臓病、非アルコール性脂肪肝、自己免疫疾患、神経変性疾患などで「炎症性老化」と言います。免疫系老化は①キラーT細胞などの老化による老化細胞除去の低下②ヘルパーT細胞やマクロファージの老化による慢性炎症の増加によるものと考えられます。【加齢によって免疫系は老化するのか?】T細胞については加齢によって胸腺が萎縮するので新しく誕生するナイーブT細胞が減少し変わって記憶型のT細胞が増えて「疲弊化」します。特にキラーT細胞で顕著である。これによって感染症や癌が増える。老化T細胞の増加は慢性炎症の増加や自己免疫疾患の増加につながります。胸腺はストレス、虐待によっても萎縮する。自然免疫は加齢によって骨髄の造血は赤血球とリンパ球は減少し単球、好中球は増えると言われています。高齢者は自然免疫が強くなり傾向がありマクロファージもM1型が多くなる傾向があります。サイトカインストームをおこしやすい。(免疫老化)⇒老化細胞の低下、慢性炎症の増加⇒(個体老化)⇒胸腺萎縮、記憶細胞の老化⇒(免疫老化)【老化と疲弊の関係】・・・「老化」はDNA損傷を修復するために起きる細胞分裂が停止している状態です。「疲弊」は長時間抗原に暴露された後に起こる機能低下です。若い人でも起こります。老化T細胞も疲弊T細胞ももとは記憶T細胞で抗原刺激を受けて何度も分裂した後に細胞周期が停止した状態となります。疲弊はアクセルを何度も何度も踏んだためにブレーキが強くかかり機能停止になったということです。老化T細胞も疲弊T細胞もPD1をはじめとするPD1をはじめとするブレーキ因子をたくさん発現しています。【免疫抑制は老化や健康寿命をかえられるか?】・・・T細胞の老化を止めて健康長寿を維持できる方法があるか?免疫老化に伴ってSASP因子が増加し慢性炎症が増えるのであれば老化細胞除去の他SASP因子も老化抑制に有効である。SASPとして知られるTNFαの機能を阻害する生物製剤は関節リウマチや炎症性腸疾患でインフリキシマブ®レミケード、アダリムマブ®ヒュミラ、ゴリムマブ®シンポニーが使われています。アルツハイマーやインシュリン抵抗性の改善もみられた。免疫抑制剤の一種ラパマイシンは若い記憶T細胞を増やし、免疫老化を抑制する作用も認められました。さらにカロリー制限も胸腺が大きくなりナイーブT細胞も増えたという報告もあります。免疫老化と慢性炎症、臓器の機能低下、全身の老化には密接な関係がある。


 
2026年03月22日 14:48

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