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広島県呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニック

呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニックでは、歯科口腔外科・小児歯科・審美歯科・インプラント・レーザー治療など幅広く対応します。

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⑧脳と免疫の関係

【脳神経疾患と免疫】・・・脳神経と免疫は深いつながりがあることがわかってきました。例えばストレスを受けるとアドレナリンや副腎皮質ホルモンによって免疫細胞は抑制を受けます。逆に抗NMDA受容体抗体脳炎のように免疫が脳神経系の病気に大きく影響を与えることがわかってきました。うつ病、自閉症スペクトラム、統合失調症の精神疾患とアルツハイマー型認知症、ALSなどの神経変性疾患があります。どちらも免疫が関与していることがわかっています。神経変性疾患は様々な要因で神経細胞が死ぬために起こります。アルツハイマー型認知症は変性したアミロイドβというペプチドが神経細胞の外に蓄積し中にタウというタンパク質が蓄積し神経細胞が死にます。パーキンソン病ではαーシヌクレインというタンパク質の異常により中脳の黒質の部位の神経細胞が少しずつ死んで現象しその機能が失われてくると考えられている。うつ病や自閉症スペクトラム症や統合失調症などは「炎症仮説」が唱えられている。うつ病はC型肝炎治療でINFを投与された患者に多いしIL-6は統合失調症や自閉スペクトラム症を含む神経発達症群に関与する脳の領域に影響を与える可能性がある。【ミクログリア】・・・ミクログリアは細い突起を有しシナプスや軸索に接触させてその機能を監視・調節している。ダメージを受けた神経細胞やアミロイドβなどの細胞外の蛋白質を貪食して脳内を掃除する役割があります。インスリン様成長因子(IGF-1)を放出して神経修復にかかわることや逆に炎症性サイトカインを放出して痛みや神経障害にかかわることがわかってきた。シナプスの多くはある程度でたらめに形成されるがミクログリアが神経細胞の突起をうまく切断して正しい回路の形成に役立っている。これを「シナプス切り込み」と言います。TREM2というタンパク質はアルツハイマーの発症にかかわるアミロイドβの受容体として働くことがわかっています。TREM2は剪定がうまくいかず社会性が低下するとのことです。【アルツハイマーの治療薬】・・・アルツハイマー病がアミロイドβが溜まることが原因で起こるならばアミロイドβを取り除いてやればいいということになります。最初はワクチンとしてアミロイドβを投与して体内でアミロイドβに対する抗体を作らせ除去していたが髄膜に炎症が起こる副作用が出来たため体内に抗体を作らせるのではなくアミロイドβに対するモノクローナル抗体を体内に投与する方法が試された。一つがアデュカヌマブでもう一つがレカネマブ。前者がアミロイドβに対する抗体であるのに対して可溶性のアミロイド凝集体に対する抗体である。【ミクログリアをわからせて脳の機能を回復】・・・加齢とともに何故アミロイドβが沈着するのでしょう?高齢者に対してミクログリアの貪食能を高めてやればいいということ。アデュカヌマブやレカネマブはアミロイドβに対する抗体で抗体がアミロイドβにくっつくことでFc受容体を介してミクログリアによって除去されやすくなります。しかし老化によってミクログリアの食作用が低下することがわかりました。(表面にCD22が増殖するため).
従ってCD22を阻害するとアミロイドβのみならずミエリン断片(多発性硬化症)、αシヌクレイン線維(パーキンソン病、レビー小体型認知症)の除去も促進され症状が改善した。【認知症とT細胞の強い関係】・・・老化に伴ってミクログリアは神経変性物質を除去する能力が低下することがわかりました。アルツハイマー病やパーキンソン病のような神経変性疾患ではヘルパーT細胞(TH17)が働きIL17がミクログリアや神経細胞に悪影響を及ぼすのです(アミロイドβの除去を抑えてしまいます)。一方アルツハイマー病では末梢では活性化キラーT細胞が増加しておりこの細胞が多いほど認知機能の低下が少ないことがわかりました。キラーT細胞はアルツハイマー病患者の脳脊髄中で増殖していることから何らかの抗原刺激を受けて増殖しアミロイドβの蓄積を阻害しているものと考えられている。



 
2026年03月23日 18:27

呉市広駅前|歯医者

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