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広島県呉市広駅前 小早川歯科口腔外科クリニック

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汗やホルモンと自律神経

【水っぽい汗と脂っぽい汗】汗を生成分泌する気管を汗腺という。エクリン汗腺からは体温調節に必要な水っぽい汗が腋窩や外陰部にあるアポクリン汗腺からは脂っぽい汗が分泌される。【交感神経の活動が高まると汗が出る】汗が出るのは汗腺につながっている交感神経の活動が高まるためです。汗腺は自律神経の二重支配を受けておらず交感神経のみがつながっている例外的な器官。全身のエクリン汗腺は胸髄から交感神経が出ている。ノルアドレナリンを出す通常の交感神経節後線維と異なりエクリン汗腺につながる交感神経節後線維からアセチルコリンが出ている。アセチルコリンが汗腺のムスカリン受容体に働きかけると汗が分泌される仕組みです。ムスカリン受容体を遮断するアトロピンは汗を止める役割がある。【暑い地域の人々は汗腺の数が多い】日本人はわずかな暑さでも汗をかきますが日本より暑い地域で暮らしているミン民族はちよっとした厚さでは汗をかきません。環境温度の上昇によっておこる発汗は(温熱性発汗)という。【怖いものを見ると汗をかくのはなぜか?】怖いものを冷や汗をかくことがあるが暑さ以外で緊張やストレスを受けた時などに人間が汗をかくことを(精神性発汗)という。手のひらや足裏に多くみられる。自律神経の支配下にある汗腺の活動が心によって左右されることを証明しました。【皮膚を圧迫すると汗が出る】(半側発汗)とは皮膚を圧迫すると抑えた付近の汗が抑えられそこから離れた他の部位で発汗が誘発されることである。皮膚圧ー発汗反射という。【皮膚への刺激で内臓が変わる】皮膚圧反射も皮膚刺激に伴う自律神経も「反射性」に現れるものである。4つの反射の種類①体性ー内臓反射②内臓ー内臓反射③内臓ー内臓反射④体性ー体性反射。この中で内臓に反応が現れるのは①と②である。②では食べものを食べたことにより胃が刺激されると胃が動いたり胃液が分泌されたりする。①の例は光刺激によって縮瞳が起こる対光反射。寒冷刺激による血管収縮する体温調節反射もその一つである。これらは(体性ー自律神経反射)と呼ばれている。【体性ー自律神経反射の仕組み(体のどこを刺激するとどんな変化があるか?)】手や足への皮膚刺激は脳幹を経て心臓や胃や膀胱の反応(全身性反射)を起こすが隊幹部への刺激は脳幹を経ず心臓や胃や膀胱の反射(分節性反射)を起こす。マッサージによって血流が改善されたり、鍼や灸、按摩、指圧、湿布、カイロプラクティックなどの治療により内臓の症状が改善するのは体性ー自律神経反射のメカニズムです。高齢者で唾液の分泌が減っている場合は口の中の粘膜こする刺激や口の周囲をマッサージすると体性ー自律神経反射により唾液を分泌出来る可能性はある。【脳の血流を増やす神経ー脳内自律神経の役割】皮膚への刺激は脳にも影響します。顔や背中や前足や後ろ足の皮膚の刺激すると脳の血流が増えるのです。特に前足や後ろ足で増える。さらに脳内のアセチルコリン全能基底部のマイネルト核から神経が伸びていてアセチルコリンがでて脳血管が拡張して脳の血流が増える。(全能基底部コリン作動性神経)これらは大脳新皮質、海馬、嗅球に軸索を伸ばしている。脳の血管はニコチン作用とムスカリン作用の双方に働きかけて脳の血流を増やしている。【自律神経は全身の血流を調節している】人間の場合、全身の血管に繋がっている交感神経の節後線維末端からは主にNAdが放出されそれが血管の筋肉にあるα1受容体に作用すると血管が収縮する仕組みである。一部はβ2があり血管が拡張する。交感神経以外に副交感神経も分布している臓器には脳血管、顔面、唾液腺、頭部の血管、心臓の冠動脈、生殖器はアセチルコリンが放出され血管が拡張して血流が増える仕組みになっている。EX)心臓の冠動脈につながっている副交感神経の活動が高まるとアセチルコリンが放出され血管内皮細胞に働きかけNOのガス状の神経伝達物質が放出されると冠動脈が拡張し血流が増える。よく似た物質がニトログリセリンである。後バイアグラも副交感神経が働いたように生殖器の血流を増やす。ニトロとバイアグラの併用は禁忌である。【自律神経と女性ホルモン】子宮は自律神経の二重支配を受けており副交感神経と交感神経の二重支配を受けている。子宮につながっている副交感神経(骨盤神経)を刺激すると血管は拡張し血流は増え。交感神経(下腹神経)を刺激すると血管は拡張し血流は減る。妊娠後期はエストロゲンが増え交感神経の調節が失われている。エストロゲンは血管を拡張させる。臓器の自律神経支配がホルモンの影響を受ける。卵巣は交感神経が密に分布している。そのため交感神経を刺激すると卵巣の血管は収縮し血流は少なくなる。交感神経は卵巣の血管以外に卵巣のホルモン産生細胞にもつながっている。【ホルモン分泌を調節する脳のホルモンと自律神経】エストロゲンの場合は血液に溶けている割合が少なければ脳のホルモンがエストゲンを増やすよう卵巣に働きかけエストゲンのが増えることにより一定に保たれる。ただし更年期には卵巣の機能が低下するためエストロゲンが保てなくなり自律神経失調症(更年期症状)になる。エストロゲンは自律神経による調節も受けている。あとはガストリン、アドレナリン、インスリンの分泌に自律神経がかかわっている。【皮膚への刺激でオキシトシンや成長ホルモンが分泌(体性ー内分泌反射)】体性ー内分泌反射で有名なのは射乳反射。脳の視床下部の働きによってプロラクチンとオキシトシンが生成される。体性感覚の刺激は成長ホルモンも分泌される。新生児の快い触刺激は成長ホルモンやオキシトシンも増やす。
2026年04月18日 12:32

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