外傷性咬合と歯周病の併発で歯槽骨吸収を憎悪
外傷性咬合は単独では歯槽骨吸収を起こさないが歯周炎に加わると歯槽骨吸収を憎悪させることを分子レベルで解明。歯周病は歯ぎしりなどによる外傷力との関係が示唆されており「過大な咬合力(咬合性外傷)は直接的な原因にはならないが歯周病の悪化には寄与する」。「歯周炎群」「外傷性咬合群」「歯周炎群+外傷咬合群」にて分類して経過を観察した。その結果歯周炎群+外傷咬合群では歯周炎群と比べてより重度の骨吸収が認められた。一方外傷性咬合群だけでは歯槽骨吸収は認められなかった。歯周炎群と歯周炎+外傷性咬合群の骨組織を評価したところ炎症性サイトカインであるTNF-αなど遺伝子群の発現上昇が認められ、破骨細胞分化を抑制的に調節する遺伝子群は発現が低下していた。
2026年05月17日 18:54
