口呼吸
病気や風邪の原因を探るとその多くが口呼吸によるものとわかってます。現在口呼吸している人は統計的に50%~70%ぐらいで残りが鼻呼吸です。違いは口呼吸は口の中が乾燥し細菌などが繁殖しやすくなる。乾いて冷たい異物だらけの空気が喉を通り肺に入る(扁平上皮)。一方鼻呼吸は鼻毛や腺毛で(多列線毛上皮)細菌やウイルスなどの異物を濾過し扁桃組織がさらに異物を防御。鼻の中で加温、加湿された空気が入る。口呼吸が何故万病の元なのか?口呼吸によって口が乾燥すると歯周病菌が繁殖しやすくなります。さらに扁桃リンパ組織に冷気が当たると白血球減少し乾燥すると細菌が繁殖する。免疫が落ちるわけだから慢性扁桃炎や感染症にかかりやすくなります。炎症などで活性化した免疫細胞が全身を周り思わぬ臓器で免疫異常を引き起こす。口の中では700種類の細菌が常在しています。PG菌など嫌気性菌はその中で食べもののタンパクや上皮のタンパクを傷つけるプロテアーゼを放出させます。この変質したタンパクを異物と誤認し自己抗体を生み出し自分の体を攻撃してしまう。関節リウマチやアトピーなどのアレルギーを誘発します。その他口呼吸は鼻呼吸に比べて呼吸が浅く速くなるため酸素や血液の供給不足からなる代謝の悪化、運動不足や集中力の低下を招く。さらに歯並びも悪くなります。⇒うまく噛めず顎の筋力が低下します。すると近視や狭くなった鼻腔による副鼻腔炎や鼻つまりが起きる。鼻つまりは脳への酸素供給を妨げるため注意欠損、多動の一因にもなる。咬合のバランスが崩れると片咀嚼になり顎関節症にもなりやすくなる。それでは鼻呼吸は舌が上顎にぴったり着くため血流が豊富であるから熱を持っています。鼻腔が加温、加湿になる。喉のリンパ組織を冷やしたり乾燥させたりしません。さらに鼻腔や気管には線毛があり新鮮な空気を送り込むことが出来ます。特に重要なのは副鼻腔でつくられているNOです。NOは心筋梗塞で用いれる様に血管拡張作用があります。気管支の拡張作用もあるので肺の酸素取り込み効率を高めます。雑菌やウイルスを殺す作用もあり風邪ウイルス対策に重要である。鼻呼吸では気道抵抗があるため横隔膜が動きます。横隔膜が動くことで肺がしっかり膨らみ鼻呼吸の酸素の取り込みは口呼吸よ1、5倍である。さらに腹交感神経優位にするため腸の働きをスムーズにし血流がよくなることで便秘も改善される。
2026年06月15日 05:39
