分子生物学⑦細胞内シグナル 細胞増殖・アポトーシス制御(転写因子とは?)
【遺伝子発現】DNAに記録されている遺伝情報はDNAの複製により子孫に伝えられていきます。その一方で、遺伝情報はDNAからRNAへとコピー「転写」されさらにNNAから蛋白へと「翻訳」されることによって蛋白機能が実現されていきます。このように蛋白が合成されることを「遺伝子発現」という。その特定の遺伝子から転写を進めるのが「転写因子」と呼ばれている蛋白である。【MAPKカスケード(マップキナーゼカスケード)】シグナル伝達でよく登場する一連の流れのことです。MAPKKKがMAPKKを活性化しMAPKKはMAPKを活性化する。これらはシグナル伝達物質である。MAPKKKはセリンスレオニンキナーゼでMAPKKはスレオニン、チロシン両方をリン酸化する。MAPKは細胞の増殖・分化あるいは逆にアポトーシスといった細胞の制御するシグナル蛋白でERK、P38、JNKの3つがある。最終的にFosとJunの複合体であるAP-1という転写因子を活性化します。
2026年06月29日 17:18
