分子生物学⑨細胞内シグナル種々のシグナル伝達物質
【SH2ドメインを持つ蛋白】SH2ドメインとはリン酸化されたチロシンを認識するセンサーでSH2ドメインを持つ蛋白は積極的にそのリン酸をもらいに行くことが出来る。活性化した受容体の周辺に自ら活性化されに集まっていく。STAT,SrcファミリーTyK,PCL(ホスホリパーゼC、PI3キナーゼ、Grb2【アダプター蛋白】活性化された受容体の周辺に「キナーゼとなる他の蛋白」を引っ張って集める力を持つ蛋白でGrb2とMyD88がその代表です。いくつかの蛋白が集まって複合体を作ることで下流の蛋白を活性化できるパターンが多い。【低分子量G蛋白】G蛋白受容体のG蛋白と機能は同じである。分子量が小さい。酵素として働く。RasはMAPKを活性化して細胞の増殖・分化を制御する。Rhoは細胞骨格や接着分子の制御、遊走に重要。【セカンドメッセンジャー】蛋白以外の小さい分子でシグナル伝達にかかわるもの総称である。PI化合物(PIP3、IP3)、Ca、cAMP、DAGでこれらが蛋白と結合することで活性化させます。特にPLC(ホスホリパーゼC)はDAGとIP3(イシリトール3リン酸)に分解する。IP3はCA2+を上昇させる。DAGはプロテインキナーゼCを活性化させることでNFκBを導いたりRas活性因子を刺激してMAPKカスケードを活性化させる。
2026年07月01日 17:18
