⑦ADHDの病態
【落ち着きがない、待つのが苦手な人の基準】昔は微細能機能障害と呼ばれていたがADHDは神経発達症候群と呼ばれ定型発達と異なる特徴を持ち知的能力障害、ASD、LD、協調運動症などがあります。【AHDHは何故しょうじるのか?】(1)実行機能の障害(目的達成のために計画的に行動できない)・・・実行機能はある課題の達成のために行動を指令したり制御したりする働きをしており脳の前頭前野によって司られています。実行機能に障害があると目標が定まらず目標を達成するための計画もうまく建てられません。目標以外のことに気をとられて遅刻するなど、行動の抑制がうまくいかず計画的に行動することが難しくなります。(2)報酬系の障害(目の前の気になることを優先しがち)・・・報酬系とはより多くの報酬や快が得られるように行動を選択する脳の仕組みで脳の深いところにある大脳辺縁系の『側坐核』が関係してます。同じ報酬を得ることが出来たとしても、その価値は報酬を与えられるタイミングによって変わってきます。報酬系の障害があると将来の何かを達成するためにコツコツ活動するより今すぐ目の前のことを優先してしまいます。待っている時間が耐えられなくて他の行動始めてしまい、もともとやっていたことを忘れてしまったりします。(3)小脳機能の障害・・・時間感覚がずれて、待てない、落ち着きがない、不注意となる。小脳は認知機能の一つである時間感覚の障害がある。(4)デフォルトモードネットワークの障害・・・デフォルトモードネットワークに対して新しい刺激に対して備える「構え」を作ることで適切に反応できます。しかしADHDの人はデフォルトモードネットワークの活動が低いため「構え」が不十分で新規刺激への異常反応を起こす。【脳の容積や機能が変化する】
2026年10月15日 09:59
